【得意を伸ばす!】シングルスの「攻撃タイプ」の特徴と練習法

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今回は、シングルスプレーヤーを大きく3つに分けたときの、攻撃型プレーヤーの特徴を伸ばすための代表的な練習法をご紹介します。

苦手な分野を強化し、隙をなくすことも大切ですが、自分の強みを伸ばすことも大きな武器になります。

まずは自分はどんなプレースタイルなのか、自己分析をしてみて、今回ご紹介する「攻撃タイプ」の練習法を取り入れてみてください。

フィジカルを向上させよう!

スマッシュなどのパワー、スピードで押し切る「攻撃タイプ」のシングルス選手の練習メニューを考えるとき、強く意識してほしいのはフィジカルのコンディションです。

単純に考えて、スマッシュを連続で5本打てるよりも、10本打てるほうが試合では優勢になりますよね。

ネット前の対応では、もう一歩動いて上からヘアピンを打てるほうが、テンポも速く、より攻撃的です。

ですので、シングルスでの「攻撃タイプ」は自分が得意とする攻撃に転じるためのフィジカル向上をまずは目指していきましょう。

得意球を増やす

次に考えることは、自分の攻撃できる“持ち球”を増やすことです。

スマッシュ一つでも、ストレートが得意なのであれば、それと同じクオリティのショットをクロスにも打つことはできるのか。

また、スマッシュだけでなく、カットやドロップも打ち分けることができるのか。

ショットの種類だけでなく、自分の得意なコースと違う場所にも、同様の“クオリティ”で打ち分けることができるようになれば、シングルスでの攻撃パターンも増えて有利になります。

試合展開を意識しながら
練習メニューの順番を組む

練習ではメニューの順番にもこだわってみましょう。

攻撃タイプはパワーやスピードで押し切る分、体力の消耗や疲労はたまりやすくなるはずです。

ですので、本番の試合では、疲れて足が動かなくなってしまったり、ミスショットが増えてくるはずです。

ですので、練習前にウェイトトレーニングやフットワークを行ってから、さらにきつめのノック練習で追い込んでみる、

または、たくさんの練習をこなす中で、繊細なコントロール練習をミスなくおこなう練習をしてみるなど、

自分のメンタル・フィジカルともに追い込む練習をしてみる工夫が必要です。

シングルスでの「攻撃タイプ」のプレーヤーは相手よりも先に動いてチャンスを作ることが大事になってきます。

フィジカルトレーニングはもちろん、シャトルを打つメニューでもインターバル系の練習を取り入れて、フィジカルを向上させる練習メニューを積極的に組み込んでいきましょう。

攻撃型タイプの練習
スマッシュ&ネット

攻撃型タイプのシングルス練習法として代表的なのが「スマッシュ&ネット」です。

①自分が決めたコースにスマッシュ
②打ったコース前にネット(プッシュ)

※ストレートならストレート前へ移動
クロススマッシュならクロス前に移動

この練習では、「打ったら次へ」という意識を高める練習と、フィジカルの強化の2の要素があります。

また、ラリー中の判断力を鍛えることもできます。

ロブが深くて無理だと思った場合は、ハーフスマッシュやドロップ、クリアーで対応しても問題ありません。

練習の目安

10秒~20秒して休憩をはさむ。これを30セット~60セット行ってください。

フィジカルの強化もありますので、後半にどれだけコントロールできるかがポイントになってきます。

逆パターン(コース)も行ってください。

攻撃型タイプの練習
スマッシュ&ネット(応用)

シングルス練習の応用編として、「逆N字ノック」と「X字ノック」があります。

“後ろに行って、前へ移動”するのは多くなるのは、シングルスならではです。

【逆N字ノック】
①ストレートスマッシュ
②前に詰めてネット
③クロスに下がり、ストレートスマッシュ
④前に詰めてネット

【X字ノック】
①クロススマッシュ
②クロス前に詰めてネット
③ストレートに下がり、クロススマッシュ
④クロス前に詰めてネット

この練習では、基本的なシングルスでのスマッシュ&ネットの動きの中、追い込まれた状況でも速く動けるようになるための練習です。

クロスに走らされることは、自分にとってあまりいい状況ではありません。

ですので、タテの動きを強化するの「逆N字ノック」を行ってから、フィジカル強化目的のとして、「X字ノック」を実践してみましょう。

練習の目安

10秒~20秒して休憩をはさむ。これを30セット~60セット行ってください。

フィジカルの強化もありますので、後半にどれだけコントロールできるかがポイントになってきます。

逆パターン(コース)も行ってください。

まとめ:まずは動けることが大前提

シングルスでの攻撃タイプは特に動けることが大事になってきます。

10球よりも20球、20球よりも30球と連続で攻めることのできるフィジカル、体力が勝敗を決めます。

体力的に攻め続けることができれば、メンタル的にも余裕を持つことができるようになりますので、

攻撃タイプのシングラーはフィジカルを向上させる練習メニューを積極的に組み込んでいきましょう。

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