初心者が早く結果を残すためには、基礎を意識することが大事です。
今回のテーマは、初心者が意識しておきたいポイントです。
- 同期と差をつけたい
- はやく上達したい
こんな悩みを解消します。
結論は、基礎中の基礎を意識することです。
本記事の内容は
- ラントレ
- フォーム形成
- 基礎打ち
これらの基礎練習で、意識してほしいポイントについてお伝えします。
お伝えするポイントを実践することで確実に上達しますので、ぜひお読みください。
目次
ラントレ
〈1-1ランニングのポイント〉
- 少しキツいと感じるペースで走る
- タイムを測る
バドミントンは、ハードなスポーツで持久力が大事です。
基本、自分の手に届かないところにシャトルが来るため、動き回ることが多く、長時間持続する体力作りが必要です。
ただ走っているだけでは体力がつかないので、測ってタイムを意識して走ることで、持久力が向上します。
〈1-2ダッシュ〉
- 合図に素早く反応し、走り始め3歩から勢いよく走る
瞬発力が大事だからです。
イメージ的には、「相手がシャトルを打つ→すばやく動く」というイメージが大事になります。
反応に遅れるとシャトルのタッチが遅くなり、相手に余裕が生まれます。
更に下でとることで、攻められなくなります。(角度をつけた球が打てない)
すぐシャトルを追えるように、瞬発力を向上させましょう。
フォーム形成
〈2-1素振り〉
- シャトルを打つことをイメージして行う。
ただ素振りをしていても、
- シャトルをどのタイミングで打つのかがわからない
- 実際に打った時にフォームが崩れる
ので無意味です。
シャトルをイメージした上で行うと、実際に打つときも正しいフォームでシャトルが打てるようになります。
素振りの他に、「雑巾打ち」も効果的です。
雑巾に紐をつけ、シャトルを打つ位置にラケットが当たるように雑巾をぶら下げて素振りをします。
そうすることで、シャトルを打つ正しい位置を体が覚えるのでオススメです。
〈2-2フットワーク〉
- シャトルを打つ時とラリー中をイメージしながらフットワークを行う。
足のステップをつけて、更にラリーに近い形になるフットワークは、素振りの応用と考えても良いでしょう。
フットワークでシャトルを意識しないと、実際に打ったときにシャトルは同じ場所に来ないので、すぐにフォームが崩れてしまいます。
しかしシャトルを意識すると、様々なパターンを想定できるので、どんな角度にきた球でも正しいフォームで打つことができます。
正しいフォームを習得すると、動きに遅れが出ず相手にすぐ打ち返せますし、素早くポジションに戻ることができます。
また、フットワークでラリーを意識しないと、センターポジションでのステップを無視しがちです。
実際のラリーでは、センターポジションで次の球を待ちます。
「センターポジションで待ってからシャトルを追う」という流れの練習をフットワークに取り入れることで、実際のラリーでも正しいフォームで対応できます。
フットワークのおすすめ練習法は、「誰かに支持してもらうランダムのフットワーク」です。
様々なパターンの動きを練習できますので、ぜひ実践してみてください。
基礎打ちの意識するポイント
〈3-1足の動き〉
- 足を止めないこと
基礎打ちは同じところにくるので、打ち方は習得できますが、「動く」ことを意識しなければ、打つ前と打った後の動きを練習することができません。
- クリアだったらその場に立ち止まるのではなく、ポジション近くまで戻って打つようにする
- ドライブなら足でリズムを取る
- ヘアピンなら一歩後ろに戻って打つ
など、フリーで打つときと同じように、どこに返ってきても取れる体勢を意識しましょう。
〈3-2ラケットの位置〉
- ラケットを下ろさずなるべく上で取ること
上で取ることで角度をつけて相手に返すことができ、「攻め」に繋がるからです。
特にへアピンやドライブは、下から打ってしまうと浮いてしまい、相手から攻められてしまいます。
ラケットを下ろしてしまうと、上で取ろうとしたときに時間がかかり、上から打てなくなってしまいますので、常に手首を立てておきましょう(リストスタンドと言います)。
また、下で取るより素早く相手に返すことができます。
相手に素早く返せると、相手の余裕を奪えるので効果的です。
まとめ
以上、初心者が意識するポイントについてお話しました。
簡単にまとめるとこんな感じです。
- ラントレ
ランニングなどの長距離走練習では、タイムを記録して持久力を高めよう
ダッシュ練習では、合図に素早く反応し、走り始め3歩から勢いよく走り、瞬発力を高めよう - フォーム形成
素振り練習では、常にシャトルを打つことをイメージして行い、正しいフォームを習得しよう
フットワーク練習では、常にシャトルを打つ時とラリー中をイメージして行い、正しいフォームを習得しよう - 基礎打ち
基礎打ち練習では、足を止めずにポジションに戻ることを意識して、どこに球が返ってきても取れる体勢を習得しよう
基礎打ち練習では、ラケットを下ろさずなるべく上で取ることを意識して、「攻めるラリー」を習得しよう
どの競技でもそうですが、基礎が大事です。
はじめにこの基礎を習得することで、はやく上達できます。
ぜひ実践してみて下さい。
小学1年生から高校3年までの12年間、バドミントン選手として活躍。小学生時は全国大会団体優勝経験のあるチームに所属。試合ではダブルスで度々県大ベスト4入りし、関東ベスト8まで上りつめた戦歴を所持。現在は12年間で得たバドミントンの知識を発信している。
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