【バドミントン】肩が痛いときの「対処法」と再発防止の「予防策」について
「バドミントンをしていて肩が痛い…」と感じていませんか?
この記事ではバドミントンで肩が痛いときの対処法と、痛めないための予防策についてご紹介いたします。
バドミントンのようなラケット競技では、肩を酷使する場面がたくさんあります。ですので、スイングのし過ぎなどで、肩を痛めてしまう人も少なくありません。
ですので、練習前のアップはもちろん、練習後のケアなどにも気を付けなければいけません。
アップやケアを怠ってしまうと、痛みがひどくなってしまうこともあります。
そこで大切なことは、原因を知りながら正しく処置を行っていくことです。
目次
肩が痛くなってしまう理由は?
バドミントンで肩を痛めてしまう原因のほとんどは「フォームの悪さ」にあります。
特に、スマッシュやクリアなどのオーバーヘッド系のストロークで痛みが出てしまうケースがほどんどで、理由は肩の可動域を大きく使うような動きをするからです。
また、痛みの種類も人それぞれで
- 打つ時に痛い
- 肩を上げたときに痛い
- 振り終わりで痛い
など、痛めた筋肉の種類によって違います。それだけ、肩の周りにはたくさんの筋肉が集まっており、複雑に連動しているということです。
肩が痛い時の対処法と予防①
フォームを一から見直してみる
長年、肩に違和感や痛みを持っている方であれば、まずはフォームを見直してみてください。
先ほどもお話したように、サーブやサービスなどを打つだけでなく、スマッシュなどのオーバーヘッドストロークの時に肩が痛くなるのであれば、フォームの改善が必要です。
綺麗なフォームで打てている選手というのは、動きに「無駄がない」ということです。
つまり「無駄がない」ということは、スムーズに身体を使うことができているということです。
逆に、肩を痛める選手というのは、無駄な動作があり、筋肉に必要以上の負荷がかかってしまっているということです。
ですので、肩が痛いという方は初心にかえり、フォームを見直すことをおすすめします。
オーバーヘッドストロークをスムーズに効率よく打つための方法を紹介している記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
肩が痛い人におすすめ! 肩を痛めない「正しい動作」のオーバーヘッドを身につける方法 ☚
肩が痛い時の対処法と予防②
筋肉痛ならアイシングをする
もし、練習などのしすぎで肩を酷使してしまい、筋肉痛で痛いと感じる場合は、アイシングをしてください。
ケガをした後”できるだけ早く”アイシングをすることで、出血による腫れや患部周辺の正常な細胞の破壊を最小限に抑えることができます。
なぜなら、患部を冷却することで、損傷を受けた患部の血管を収縮させて出血を最小限に抑え、患部周辺の代謝を抑えることで、周りの正常な細胞が破壊されることを防ぐことができるからです。
もちろん、アイシングは痛みが生じたときに行うべき最初の対処法ですが、痛みが出る前に行うことも効果的です。
ですので、練習後や試合後に、必ずアイシングを行うことで、肩の痛みを予防することができます。
アイシングの方法は、氷嚢やアイススプレーで冷やす方法があります。どちらでも構いませんので、練習や試合が終わればすぐに冷やして痛みを予防していきましょう。
※補足;2種類の筋肉痛
最初にバドミントンを練習やプレーをしてから感じるのは即発性筋肉痛というものです。早いと練習中やプレー中に生じてしまいます。
疲労が主な原因となりますが、極度に疲労物質が体内に蓄積すると痛みやだるさを感じてしまいます。
もう一つの筋肉痛が遅発性筋肉痛と言われるものです。多くの人が練習やプレーを行った翌日に感じる筋肉痛で、傷ついてしまった筋肉を回復する時に生じる痛みです。
バドミントンでは、足や肩に影響することが多いですが、炎症を引き起こし、腫れて熱を持つこともあるので、しっかりとアイシングなどでケアを行うことが必要です。
過剰に冷やすと血流が徐々に悪化してしまうので、少しひんやりする程度で構いません。
また数日に分けて行うのではなく、練習や試合後すぐに行うと効果的です。
肩が痛い時の対処法と予防③
練習メニューを考えながら改善する
バドミントンによって筋肉痛がひどくなっている時には、練習メニューの改善も必要です。
特に、バドミントンの中ではスマッシュが肩を痛めるケースが多いため、肩の痛みが酷くなれば練習量を改善することが重要です。
肩に負荷をかけずに練習を行うことが重要で、時にはフットワークやサーブなどの練習を増やしてみることも必要です。
これによって、バランス良くバドミントンで必要な技術を身に着けていくことができるので、より練習のクオリティを増すことができます。
まとめ:日々のケアを怠らない
バドミントンは肩を痛めてしまうこともあり、時には筋肉痛で悩まされることもあります。
他のスポーツと同じように、練習後や試合後でしっかりとアイシングなどでケアを行い、次の日に痛みを残さないように対応していきましょう。
そして、練習についても見直していき、バランス良くレベルアップを目指していくことが重要です。
それでも肩の痛みが直らない場合は、すぐに病院に相談をして、治療してもらうようにしてくださいね。
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