バドミントンのダブルスが強い人の特徴と共通点について
バドミントンは1人で戦うシングルスと、2人で戦うダブルスがあります。
最近ではダブルスの人気が高まってきていますが、ダブルスはただ人が増えただけではなく、戦術、試合の展開などシングルスとはまた違う魅力があります。
そのバドミントンのダブルスにおいて、強い人の特徴と共通点について解説していきます。
目次
バドミントン基礎能力の高さ
ダブルスだけでなくシングルスでも言えることですが、バドミントンにおける基礎能力の高い人が強い人と言えます。
正確にコースを狙えるショットが打て、無駄な動きの少ないフットワークの軽さがある。これらが強い人の代表的な特徴です。
ミスの少ない正確なショット
バドミントンは守っていても勝てません。
しかし、たとえ攻めに転じてもダブルスの場合は穴が少ないため、闇雲に強いショットを打ち続けても勝てません。
正確なショットで相手コートの穴を狙い、また相手の苦手のコースへ適切なショットを打ち、相手のフォーメーションを崩しその綻びを狙います。
その積み重ねが得点へと繋がります。
ダブルスではミスの少ない、より正確なショットが必要とされます。
下半身、フットワークの安定
バドミントンのダブルスでは試合展開がスピーディーに進みます。
最短距離でのショットへの対応、状況によっての攻守切り替え、パートナーとの距離感、これらをムダなく行える下半身の強さ、フットワークの軽さが要求されます。
ダブルスの強い人は柔軟な戦略対応ができる
ダブルスの強い人は、基礎能力に基づく自分の型を持っていますが、相手を観察して相手によって戦略を変える柔軟さも持っています。
相手のローテーションの綻びや、相手の弱点、癖を観察して、相手の嫌がるプレーを即座にできる人が強い人です。
柔軟な戦略対応
いつも自分のペースでバドミントンができれば問題ありませんが、サウスポー、高身長、スマッシュが強い相手など、状況はいつも同じではありません。
スマッシュが強い相手なら、スマッシュを打たせないように配球をするなど、変化に対応できる地力を持つことが強い条件です。
相手の弱点を突く
ダブルスは2人ペアですが、1+1=2だけではなく、ペア同士の連携が取れていなければ答えは1になることもあり、逆にペア同士の役割分担が適切に行われていれば、答えは3や4になる特徴があります。
相手の弱点を突き、相手にきれいなバドミントンをさせないことが強い人の特徴です。
ダブルスの強い人に必要なスピード
ダブルスは非常に展開が早く、そのスピードが魅力の1つであり、スピードに対応できることが強い人の条件です。
1球打って満足するのではなく、常にラリーを想定してスピードを持続させることが必要です。
ダブルスはスピードが命
バドミントンのダブルスにおいて、攻撃的でスピード感のあるペアが強いです。
スピードを保つために必要な正確なショット、強靭な下半身、途切れない集中力がバドミントンの強い人には備わっています。
またラリーの間は無酸素運動であり、日ごろからその環境を想定し練習しています。
2球目3球目への意識
1球気持ちの良いスマッシュを打つと気が緩んでしまいがちですが、コートの穴は小さいので相手は強く速い球を返してきます。
ダブルスでは2球目、3球目への対応が必ず必要です。
練習ではノッカーが2球3球連続で上げたり、素振りでもそれを想定することが必要です。
1球で途切れないスピードの持続は強い人の最も重要な特徴です。
まとめ
バドミントンのダブルスにおいて、強い人はそれなりの理由があり、それ相応の練習、鍛錬を積んでいます。
どの強い人の特徴も一朝一夕で身につくことではありませんが、日ごろから基礎練習、常に自分よりも強い人と試合を想定した練習を行うことによって、バドミントンのダブルスが強い人と言われるようになります。
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