バドミントンのフォルトとレットの意味やケースを理解しよう
今回は、バドミントンにおける
- フォルト
- レット
について解説していきます。
フォルトとは、反則のことです。
相手プレーヤーに1点入り、サービス権が移動します。
反則というと、故意に行なった行為も反則の一つですが、バドミントンにおけるフォルトとは、サービスを失敗した時などにも使われる用語です。
点数が入ることを称して、フォルトとよびます。
ちなみに、私はシャトルを打とうとして審判に『フォルト!』とコールされ、相手サイドに点数が入った経験があります。。
レットとは、やり直しのことです
どちらにも点数は入らず、もう一度プレーを再開します
- アクシデントが起きた時
- ジャッジの判定がつけれない場合
などに『レット』とコールされ、直前のサービスから試合を再開します。
では、どのような行為がフォルトやレットとなるのでしょうか?
まずは、フォルトとなるケースについて、解説していきましょう!
サービスの「開始」と「終了」
サーバーのラケットヘッドが動き出したら、サービスの開始となります。
- シャトルが打たれる
- シャトルを打ち損なった時
が、サービスの終了となります。
サービス時のフォルト
- サービスをわざと遅らせた場合(遅らせたサイドがフォルト)
- サーバー・レシーバーがサービスコートのラインを踏んだ(触れた)場合
- サーバー・レシーバーの両足の一部分がサービスの開始から完了まで同じ位置でコート面に接してなかった場合(足の一部を動かす・浮かせるはOK。足全体を動かす・足全体を浮かせるのはフォルト)
- ストリングド・エリア(ガット部分)でシャトル台を打たなかった場合(羽根の部分などシャトル台以外の部分を打った場合)
- シャトルを打つと見せかけて、ラケットの動きを止める。ラケットを後方に動かしてから打つ(フェイント)など
- サービスしたシャトルがネットの上を通過しなかった場合(ネットにかかり手前に落ちたなど)
- サーバーが空振りしたり、打ち損なった場合
- シャトルを打つ時、シャトルがサーバーのウエストより下に位置していない場合
2019年改定→シャトルを打つ時シャトルがコート面から115 CMより下に位置していない場合
- サーバーが持つラケットヘッド・シャフトが下向きの状態で打たなかった場合
2019年改定→好きな向きで打って良い
サービス後のフォルト
- シャトルがネットの上に乗ってしまったとき
- シャトルがネットに引っかかったとき
- レシーバーの相方がシャトルを打ち返したとき(ダブルスの場合)
ダブルスにおいて知らないとついやってしまいがちなのが、レシーバーではない相方がシャトルを打ち返してしまうことです。
これをやってしまうとフォルトを取られてしまうため、注意しましょう。
アウト
- シャトルがラインの外に落ちたとき(ラインに触れていればOK)
- シャトルがネットの上を越えなかったとき
- シャトルが天井・壁に当たったとき
ネットにシャトルが触れる(当たる)のは、OKです。
公民館などを借りてバドミントンをする場合など、天井が低いので気をつけたいところですね。
まとめ
ルール改正は毎年のように行われるので、ルールをよく知っておく必要があります。
2019年にサービスの位置が115cm以下に変更になったことによって、無意識にウエストより下でサービスを打ち、それが115cmより上であればフォルトをとられてしまいます。
この改正によって、
- 背の高いプレーヤーにとっては不利
- 背の低いプレーヤーにとっては有利
になりました。
他に、ラインを踏みながらサービスしてしまったなど、知らなければついやってしまいがちなプレーがルール上では反則行為となっているので、注意しましょう。
フォルトのケースは他にもありますので、次回に続きます。
それではありがとうございました。
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サッカー部と柔道部の2つしかない田舎の中学校でサッカーをしていました。中学二年のとき突如としてバドミントン部が新設されたので即座に転部。そこで得たバドミントンの楽しさ・面白さ。その魅力を発信していきたいと思います。
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