フットワークに重要な「足裏の感覚」
突然ですが、フットワークで意識することって何がありますか?
・足の運び方(出し方) ・動き出し(スプリットステップ) ・歩数 ・股関節の動き
色々あると思いますが、ぜひ一つ意識してもらいことの一つとして「足裏の感覚」があります。
ある強豪校では足裏強化のトレーニングを積極的に取り入れているところもあります。
また、サッカー強豪国のブラジルなんかは、幼少期のころから裸足でサッカーをしていたりもしますよね。
それだけ、足裏の感覚というのは、スポーツにおいて注目されており、パフォーマンスUPには重要な要素です。
そこで今回は、この「足裏の感覚」と重要性についてお話していきたいと思います。
アスリートの身体をコントロールする上で大変重要な役割を担っていますので、ぜひご覧ください。
目次
身体を動かす土台となる足裏の感覚
フットワークの強化というだけでなく、足裏の感覚というのは身体動作の土台となってきます。
足裏の感覚が鈍い人は、身体が不安定で緊張しやすい傾向にあります。
反対に足裏の感覚が良い人は、身体が安定し無駄な力が抜けて動きやすくなります。
特に二足歩行の人間にとって、足の裏が身体の部位で唯一の地面との接点であり、
身体が生み出した物理的エネルギーを地面に伝える事の出来るただ一つのツールです。
つまり、足の裏が最終的に地面に伝える力の方向を決め、足裏や足関節のコントロール具合で身体が動く方向や効率は変わってくるのです。
例えば、車に置き換えてみましょう。
エンジン(筋肉)がどんなに大きくても、そのパワーをコントロール(コーディネーション、神経系)ができないと運転できませんよね。
さらに、車はタイヤ(足裏)の性能も大きな役割があります。
タイヤ(足裏)の性能が悪いと、生み出したエネルギーを上手く地面へ伝えることもできません。
もちろん、ドライバーがどんなに優秀でも、質のいいタイヤ(足裏)がなければ何カーブは曲がれません。
このように、タイヤが私たちの身体でいう足裏なら、この足裏の感覚の重要性を感じてもらえると思います。
足裏を鍛えてパフォーマンスUP
車ならタイヤを取り換えるだけでいいですが、人間は足を取り換えるわけにはいきません。
(シューズなら取り換えることも可能です。だからこそシューズ選びも重要になってくるわけです。)
今から足裏の感覚を鍛える簡単な方法をいくつかご紹介いたしますので、参考にしてみてください。
足つぼマットや青竹踏み
まず、感覚が鈍い人は足裏を刺激して、感覚を高めていくことをお勧めします。
リラックスしたお風呂上りでもいいですし、ウォーミングアップやクールダウンにも効果的です。
定期的に行って、見てください。もちろん、ツボを刺激して健康的にもなります!
ふくらはぎや股関節のストレッチ
足裏の感覚が鈍くなる原因は足裏そもそもだけの原因だけではありません。
足の裏にはたくさんの筋肉がついており(足底筋群(そくていきんぐん))、ふくらはぎなどにもつながっています。
ですので、階段や段差を利用してふくらはぎを伸ばします。
ストレッチしたい方のつま先を階段に乗せたら、その足首を背屈してかかとを下げていきましょう。
また、股関節にも、足裏と共に身体の重心をコントロールする働きがあります。
そのため、足裏を刺激して股関節への神経伝達を高め、股関節の動きが良くなることで足裏への無駄な力みが減り、足裏の感覚が高まります。
ふくらはぎと一緒に、股関節のストレッチも行っておきましょう。
タオル引き寄せ
足底筋群を鍛えていくことも、足裏の感覚を鋭くさせるのに効果的です。
家でもできる代表的なトレーニングは、タオルを足の指先で引き寄せていくトレーニングです。
参考に動画を載せておきます。
この、足底筋群を鍛えることで足裏の感覚を養うだけなく、足のアーチを強化できるようになります。
アーチがしっかりできれば、着地の衝撃をやわらげ、ケガの予防にもなります。
簡単そうに見えますが、慣れていない方は、なかなか引き寄せられません。
思い通りにテンポよく寄せれるように、頑張ってトレーニングしてみてください。
裸足でバドミントン
最後に実践に近づけて、バドミントンに活かすには裸足で練習してみてください。
まずはゆっくりな動作から行ってみます。そして慣れてきたら、少しずつ負荷を上げていき、動いていきましょう。
ただ、裸足で練習することはケガのリスクも高まりますので、しっかりと準備運動、ウォーミングアップは行ってください。
そして、普段の練習の動きまで負荷を上げないようにもしてください。
まとめ:パフォーマンスUPだけではない
足裏の感覚を高めていくことは、運動のパフォーマンス向上だけなく、ケガの防止、姿勢や重心を整える効果もあります。
もちろん、シューズやインソールを変えることで改善につなげることができますが、トレーニングやストレッチなどを行って、鍛えていきましょう。
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