ダブルスが上手い人と組んだ時に意識すべきこと・やるべきことについて
バドミントンのダブルスという競技は2人ペアで行うため、他の団体競技よりもパートナーとの比較がされやすく、上手い下手の実力差も顕著に表れてきます。
下手な自分よりも実力のある人と組んだ場合、「失敗したらどうしよう・・・」「足手まといにならないかな・・・」などと、ネガティブに考えてしまいがちです。
しかし、下手な人と組むより上手な人と組むほうが、確実に自身のレベルアップに繋がります。
上手な人と組んだ場合はネガティブに考えずに逆にチャンスと考えて、バドミントンのダブルスをプレーする事が大切です。
目次
ダブルス戦術の徹底
自分は下手だからと言って、ただ闇雲にやっても意味がありません。
気負いすぎて上級者の戦術を体現しようとしてもミスが多くなるだけです。
自分の出来ることを正確に、的確に行う事が必要です。
チームとしてのダブルス戦術の理解
パートナーとの実力差を把握した上で、前衛後衛の役割分担、守備範囲の設定、どちらも取れる位置なら上手な方に任せるなど、自分は下手だと割り切って、その上での戦術を徹底しなければなりません。
まずは上級者の試合、練習のペースについていくことが最優先です。
下手な自分のすべき事を明確化
まず自分はパートナーよりも下手だと自覚し、あまり背伸びはせずに自身の出来ることを明確にし、ペアとしてどのように貢献できるか考えることが必要です。
確実に相手は下手な方を狙ってきますが、少しでも狙いにくいようにクロスに打ち返して、ペア側に打たせるようにするなど、相手の嫌がるプレーをとことんやり続けることによって、相手のミスを誘発する事ができます。
下手な自分を肯定する
実力者の集まるバドミントンコミュニティでは下手になる時があるかも知れませんが、少しの期間でもバドミントンを練習していれば経験者です。
確実にレベルは上がっています。
「今は下手だけど、今からどんどん上手くなる伸び代がある」くらいの自己肯定感を持って望む事が必要です。
良い意味で開き直る
自暴自棄になってはいけませんが、ポジティブに開き直ることが必要です。
ミスをしてその度に下を向いていてはどんどん深みにはまります。
自分は下手だからミスはする、取れたらラッキーぐらいに軽い気持ちでプレーするとミスは少なくなります。
しかし、ミスをした場合は、ちゃんとパートナーに謝ることは忘れないようにしましょう。
下手な自分に自信を持つ
下手な自分に自信は持てないと考えるかも知れませんが、バドミントンの事を考え、練習してきた事は確実に自身の糧となっています。
自分なりに頑張ってきたことは、胸を張って自信を持つべきです。
下を向いていてもシャトルは拾えませんし、自信がある選手は相手にとって脅威と感じます。
バドミントンダブルスにおけるレベルアップの舞台
パートナーよりも自分の方が下手だと、様々な面でネガティブに考えてしまいますが、上手な人とできる環境は自身のレベルアップの場で最高の舞台と考えられます。
ポジティブに捉えて教えを乞う立場でどんどんぶつかっていくべきだと思います。
レベルの高いショットを体感する
外からレベルの高い試合を観戦するよりも、自分が試合に出てショット1つ1つを肌で体感した方が、「習うより慣れよ」でより一層ハイレベルのスピード感に慣れることが可能です。
ダブルスとしての動きを観察する
上手な人と下手な人の差はショットの優劣もありますが、ポジショニング、動き出しの速さなど、フットワークの違いが多くあります。
できる限りそれらをすぐ近くで体感出来るように、パートナーの動きを良く観察することが必要です。
まとめ
ダブルスで上手な人と組む場合、下手なりに自分に自信を持ってポジティブに取り組むことは非常に大切な事ですが、パートナーへのリスペクトを忘れてはいけません。
教えてもらう立場であり2人で1つのチームです。お互いにパートナーへの気遣いが出来てこそ、個人、チームとしてレベルが向上していくことができ、たとえ下手でもより一層バドミントン、ダブルスを楽しくプレーすることができます。
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