<バドミントン>  初心者から中級者への道②フットワークの具体的な練習方法とは?

練習法 フットワーク

この記事は、バドミントンを

  • 始めたばかりの方
  • 始めようと思っている方

に向けて執筆致します。

または、そういった人たちを指導する方にも、参考になるように書いていきたいと思っています。

前回、「フットワーク」をテーマとした記事を書いています。

よろしければ、そちらもご覧頂けますと幸いです。

【バドミントン>】 初心者から中級者への道①バドミントン初心者がまず意識したいこととは?

今回のテーマは、「フットワークの具体的な練習方法」です。

5つご紹介しますが、段階を踏んでいくものですので、特に初心者の方は参考になさってください。

サイドステップ

バドミントンに限らず、競技中の動きは日常生活のそれとは大きく異なる部分が多いです。

バドミントンの場合は、「サイドステップ」を使うシーンが非常に多くあります。

みなさんは、体力測定で「反復横とび」をした経験はありますか。

あれをイメージするのが、近いと思います。

限られた時間でいかに速く往復するか、というものですね。

そのためには、地面から足が離れている時間を短くする必要があります。

体の重心も、下げたほうがよいです。

そして、たとえば右に移動するときには、それと同時に左に戻ることを意識します。

まずは単純に「反復横とび」をすることで、その動きを体にしみ込ませましょう。

そして次のステップは、コート上でその動きをバドミントンの動きに転用していくことです。

②半面フットワーク

コートを左右に分け、そのどちらかのみ使うとき、「半面」という言い方をよくします。

半面になると、コートが縦長のように感じられ、左右の動きはあまりありません。

まずは半面で「前後」の動きを、体に覚えさせる必要があります。

コートを走るように移動しては、地面から足が離れている時間が長くなってしまいます。

あくまでも、「反復横とび」のイメージを転用していくイメージです。

右利きの方であれば、基本的に「左足」は常にコートの中央に向いています。

  • 後ろに下がるときは左足が前
  • 前に行くときには左足を後ろに重心を残す

このような感じです。

③全面フットワーク

半面フットワークで前後の動きに慣れてきたら、続いて「全面」にしていきます。

全面にすると、左右はもちろんのこと、「ナナメ」の移動が出てきます。

ただし、注意点は

  • サイドステップ
  • 半面フットワーク

と同じです。

初心者の方は、①~③を徹底してください。

最初は、つまらないと思います。

シャトルを、打っていないのですから。

それでも、そのシャトルを打つためには絶対に欠かせないことなのです。

ここは辛抱強く、頑張っていきましょう。

指示フットワーク(ラケットなし)

①~③は、自分の意思で動けるものです。

ただし、実際は予期せぬところにシャトルが飛んでくることの方が多いです。

したがって、フットワークでも「とっさ」の判断で動ける練習をしておくとよいものです。

誰か(練習相手)に、手伝ってもらうことになります。

その人には、自分がいるコート側に立ってもらいましょう。

場所はネット近くで、ネットを背にするようにこちらを見てもらいます。

そうすると、その人と自分とが向き合うようになりますね。

練習相手には、基本的には6箇所「『前・横・後ろ』のそれぞれ左右」を、手またはラケットで指してもらいます。

自分はその通りの方向に移動する、というわけです。

さて、ここで「ラケットなし」について説明します。

メリットは、2つです。

慣れないうちだと、

  • ラケットを持った上半身の動き
  • 指示された方向に行く下半身の動き

のどちらかに意識が集中してしまい、もう一方が疎かになってしまいがちです。

また、ラケットを持たないと、特に前と横の動きはより「キツく」なります。

たとえば、「フォア横(=右利きの人の場合、右横)」の動きをイメージしてみましょう。

ラケットを持っていれば、半歩右に右足を出す程度でシャトルが取れることもあります。

腰も、あまり落とさなくていいかもしれません。

ラケットの長さ分、楽ができるわけです。

ラケットがなければ、もう1歩さらに右により深く腰を落として、というように負荷がかかります。

このような理由から、「ラケットなし」をオススメしています。

指示フットワーク(ラケットあり)

最後はラケットを持っての、全面指示フットワークです。

①~④の段階を踏んできていれば、イメージは簡単に湧くと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

See you soon!

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