【岩垂 潤コーチ】指導者としての選手との関わり方

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みなさん、はじめまして。

私は、長野県でミンピーベーサーバドミントンアカデミーというチームを運営、バドミントンコーチとして活動している岩垂潤です。

指導している子どもたちは、保育園児から高校生までと幅広く、それぞれの特性や個々の実態に応じた指導を心がけて日々指導にあたり10年になります。

それ以前は、小学校の教員をしていました。

この20年間はほぼ毎日子どもたちと共に成長してきたというのが実感です。

教員としてバドミントンコーチとして、さらにはメンタルコーチとして今まで生きてきた中で、様々な出来事や体験をしてきました。

そこで気づいたのが、日々の暮らしの中で起こること、ゲームの組み立て方、練習をどうおこなうのか、結果をどのように出していくのかの「考え方」の重要性です。

考え方によってものごとが作り上げられていることを意識して行動することにより、すべてが劇的に上手くいくようになりました。

  • 良くもなり悪くもなる
  • 上手くなる
  • なかなか上手くならない

これらの差は、良くなるための行動や上手くなるための考え方と実践でうまれます。

習慣は行動を繰り返すことで定着していきますが、重要なことは、意識して良質なことを繰り返していく考え方です。

夢や目標は習慣が叶えます。

そこで私は、自らの経験も踏まえ、バドミントンに関わる先生やコーチの方、さらには保護者コーチの方々の日頃の悩みや問題を解決するために、

しなやかな選手を育てていくこと、よりよく豊かな人生を歩める根本的な考え方を知っていただくことでお役に立てればと考えています。

早速ですが、第1回目となる今回は

『指導者としての選手との関わり方』の考え方についてお話をします。

指導者や先生に求められること

コーチとしての私にいただく質問の中でも多いものが、選手との関わり方についてです。

関わり方に正解はありません。

選手や生徒に対して、こうじゃなきゃいけない、こうすればいいよ!ということではないということです。

なぜならば、指導者や先生のやらせたいことを選手や生徒にやらせるのではなく、選手や生徒が求めていることや考えていることを大切に関わることが指導者や先生に求められることだからです。

有名なラグビーの言葉で、「一人はみんなのために」という言葉がありますが、「指導者は選手のために。先生は生徒のために。」が本来の役割だと私は考えています。

大切なのは、自分の思い込みを捨てて選手や生徒が何を考えているのかを共有することです。

そうすることにより彼らとの関わり方は違ってきます。

相手に心を開いてもらうことが重要

関わり方の悩みや問題はいくつもあります。

例えば、選手や生徒との信頼関係を築きたい、選手や生徒から良く思われたい気持ちから距離を縮めようとして近づきなれ合いになってしまった場合。

これは、一見楽しそうに話したり活動していたりするので、お互いの関係性が良好なように見えますが、大事な場面で指導者や先生の言葉が伝わらなかったり行動にメリハリがなかったりすることがあります。

結果、指導が上手くいかないと頭を悩ませる方が多いのではないでしょうか。

そもそも、なれ合いとはなあなあの関係のことですから、「なあ、いいだろう」といった程度で折り合いをつけてしまうことなので、この結果は当然なのです。

さらに、信頼関係を築きたい、良く思われたいという気持ちから親しく近づくことは、選手や生徒の気持ちを考えての行動ではありません。

選手や生徒の心を作っていくメンタルコーチングを行う際もそうなのですが、信頼関係を築くために大切なのは、相手に心を開いてもらうことです。

そのためには、まずは相手を知ること。

相手を知るために必要なのは、相手に話をしてもらうことです。

  • 「なぜこのスポーツが好きなのか?」
  • 「どの選手に憧れているのか?」
  • 「自分はどんな選手になっていきたいのか?」
  • 「どこまで勝ち進める自分でありたいのか?」
  • 「競技を始めたきっかけは何だったのか?」
  • 「どこがどのように苦手なのか?」

などの、選手や生徒が、どんどん話しをしたくなるような質問をして、彼らが何を考えているのか、などを指導者側がわかってくると、お互いに話すことや関わり方は違ってきます。

そして、さらなる上は、相手を知るだけでなく指導者である自分を知ってもらい、相手から信用を得ることも大切になります。

そのために、選手や生徒の話しをしっかり聞いて共感することで、相手に心を開いてもらうことが重要です。

まとめ:信頼は信用から…

みなさんも、話しをしっかり聞いてくれる人に対しては信用して相談もしたくなるはずです。

信頼は信用からきます。

信頼関係を築くには、相手を知ることと信用を得ることは欠かせません。

選手や生徒に指導するとなると、指導者や先生の思いを優先させてしまいがちですが、

これではただの押し付けになってしまいます。

結果を出して、しなやかでねばりのあるいい選手を育てるには、指導者と選手との関係性をどう作り上げていくかの考え方がまずは大事だと私は考えます。

次回のコラムも是非おつきあいください。

この記事を書いた人岩垂潤
長野県の松本・塩尻地域を中心に、茅野・諏訪地域や千曲・上田地域でも活動するバドミントンアカデミー、「ミンピーベーサー」のヘッドコーチを務めている。現在、園児から高校生までの子ども達が、自分の目標達成や夢に向かって切磋琢磨しながら、それぞれの特性や個々の実態に応じた指導を行っている。さらに、バドミントンのレベルアップだけでなく、メンタルコーチとして人としての生きる力を高めることにも力を入れて活動している。

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