バドミントンのフットワークはストップ動作で差がつく

パフォーマンスUP フットワーク

バドミントンのフットワークにおいて、瞬発力というのは非常に大切です。

約7×6メートルのコートの中を縦横無尽に駆け周り、シャトルを拾うには素早い一歩が大事になってきますが、スピードを上げることに加え、もう一つフットワークに欠かせないことがあります。

それは「止まる力(ストップ能力)」です。

ネット前からコート奥へ行ったりと、走ってから減速し、方向転換するためにも、止まるという動作は欠かせません。

そのためにもバドミントンのフットワークでも「止まる力(ストップ能力)」が必要なのですが、本日はこの能力についてお話したいと思います。

疾走区間を伸ばすためのストップ能力

瞬発力を高めるにはストップ能力の向上は欠かせません。

ほとんどのバドミントンプレーヤーが「瞬発力がアップすること」と「ストップ能力」を結び付けられないですが、ひとつずつ整理すれば簡単です。

例えば、全力疾走から2歩でストップできるプレーヤーAと、全力疾走から4歩でストップできるプレーヤーBがいたとします。

全力疾走から2歩で止まれるプレーヤーAは目的地の2歩手前でまで全力疾走で走れます。

つまりスタート地点から減速した地点までが疾走区間となり、減速区間は減速した地点から止まる地点までです。

“歩数が少ない分、疾走区間が長い”

同様にプレーヤーBで考えてみると、ストップまでに4歩必要なので、プレーヤーAよりも手前から減速を始めなくてはいけません。

すると、疾走区間はプレーヤーAよりは短くなり、目標とするゴール地点(地点C)にも届かない可能性も生まれてしまいます。

“歩数が多いと、疾走区間が短く減速に時間がかかる”

距離すると1メートル程度かもしれませんが、バドミントンで考えると約7×6メートルのコートなので1メートルは致命傷ですよね。

フットワークに必要なのは俊敏性だけでない

「あと1歩届かなかった」「もう少し前に出れたら…」という思いは、フットワークの俊敏性が原因でない場合もあります。

今回説明したように、フットワークでのほんの少しの差は、一歩目の踏み込みだけでなく、勢いよく出たあとのトップスピードを保ちつつ、きちんと止まれる「ストップ能力」なのです。

ですので、フットワークの早さばかりを求めるのではなくストップ能力を鍛えていくことも考えていきましょう。

筋肉で吸収してスピードを落とす

ストップするとは、簡単に言うと動いているものを止める(または減速させる)ことを言います。

多くの人は止まる方法に意識をむけないので、それぞれの止まりやすい方法で止まっていると思います。

しかし、実はこの止まりやすさが間違ったストップを浸透させてしまっています。

最近はシューズも進化し、体育館でもしっかりと止まるような質の良い靴底になっています。

ですので、靴の裏の摩擦を利用した止まり方を利用する選手が多くなっています。

確かにこの摩擦を使ったストップの方法は行いやすいですが、この止まり方では足に負担がかかりますし、ケガの恐れも出てきます。

また、上手く止まれなかったときは、逆に多くの時間を要してしまいます。

そこで、足にも負担がかからず、効率のいいストップの方法は、筋肉で衝撃を吸収する方法です。

筋肉で衝撃を吸収することで、どちらか一方の足への負担も小さく、止まるまでの時間も短縮できます。

お尻、太もも、ふくらはぎの筋肉を使う

筋肉で吸収するためには、お尻、太もも、ふくらはぎの筋肉を上手く使ってください。

止まるために踏み出した足は、しっかりとカカトからつき、足裏側部、母指球と順番に踏み込むように意識しましょう。

このように順番に踏むことで、摩擦を起こすことなく、衝撃を吸収しながら踏み込むことができます。

そして、前に移動してくる体を止めるために、反対の足を踏み込んだ足に近づけて同じく衝撃を吸収すること、こうすることで、ふくらはぎと太ももをフルに使い、止めることができます。

そして、もう一つ大きな筋肉であるお尻を使うことも意識しましょう。

お尻の筋肉を使うためには、上半身を前傾させた状態で地面に着地することです。

上半身を前傾させることで、ハムストリング(ももうら)と大殿筋がしっかり使うことができます。

上半身を前傾させずに、足の筋肉のみでストップ動作をする膝に負担がかかります。

あくまでもお尻主導の筋肉での衝撃吸収を心がけてください。

上半身の前傾を勘違いしない

良くネット前のショットを取るときは「体を倒してはいけない」と聞きませんか?

たしかに間違いではありません。

詳しく説明すると、「骨盤を後傾させて体を折ってとりにいかない」が正しい説明かもしれません。

いわゆる、猫背で骨盤を後ろに傾けるような姿勢で止まることです。

このように骨盤を後ろに傾けてしまうと、大殿筋やハムストリングが上手く使えません。

ですが、骨盤を前傾したまま体を少し前に倒すことができた状態でストップできれば、大きな筋肉である大殿筋やハムストリングをフルに使ってストップすることができます。

また上半身を前傾させるといっても、極端に前に倒すような形ではありません。

下の図のような場合でも、骨盤を前傾させれば体を傾けてもOKですし、背中に棒が一本あるような綺麗な姿勢で止まることが可能です。

骨盤の前傾角度が保てるような角度を体に覚えさせていきましょう。

まとめ:フットワークのストップ能力

どうしてもフットワークとなると、速く動くことばかりに目が行きがちです。

ですが、バドミントンコートはそんなに大きくもなく、ある程度のレベルになると、速さに大きな差は生まれません。

ですので、今回の記事を参考にストップ動作にも目を向けてフットワークスキルの向上を目指してください。

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