スマッシュを決めろ!相手の動向を見ながら決める攻撃戦術
スマッシュによってポイントを得ることは、バドミントンでも爽快感を覚えることでしょう。
しかし、スマッシュを打ってアウトにならないように練習を積んていくとともに、コースを突いて打つようなコントロールを身に付けることも必要です。
また、スマッシュを有効打にするための戦術や配球術も求められます。
そこで、この記事ではスマッシュを試合で有効に使うための戦術についてご紹介いたします。
目次
スマッシュを活用して相手からポイントを奪う戦術
ポイントを奪う方法としてスマッシュを活用したい人も多いですが、戦術として多用すると相手も対応してしまうことがあります。
スマッシュを大切な場面で利用したい時に、有効打になるような戦術を考えて打つべきかを判断する能力が必要になります。
相手をコート内で大きく動かしていくことが重要
スマッシュで相手からポイントを奪おうとする時には、あらかじめこちらがラリーで粘ることも重要です。
相手を動かしながら体力を奪っていけるように戦っていき、いざという場面でスマッシュによってポイントを取る戦術が効果的です。
ある程度大胆に攻めることが重要で、細かいテクニックを相手が得意とするならば勝負してはいけません。
サービスレシーブにおいても隙を相手には与えないように対応していき、動かすために速く打ち返すように意識していきましょう。
打つ方向はコート奥やネット前といった前後ギリギリの場所まで打ったり、コートの各隅へ追いやっていくように打ち込んでいくことが重要です。
この時に相手の反撃などの誘いに乗ってしまって、安易にドライブなどをかけてしまうとカウンターを喰らいます。
フットワークメインで打ち返していくとともに、相手の挑発に乗らないように冷静に対応することが重要です。
あくまでもスマッシュは決め球として使う
チャンスを作ってスマッシュを打とうと考えて、ミスをしてしまったケースも少なくありません。
ただ打つのは危険で、しっかりとコースを定めないとシャトルが浮いてしまったりアウトになってしまうこともあります。
ダブルスならばレシーブに長けているパートナーならば、スマッシュを安易に打てばカウンターを受けてしまう可能性もあります。
ドロップなども活用したり、同じコースへ何度も打ち返していくことも選択肢に入れましょう。
スマッシュは取れないように打つことでポイントを得られるので、相手を動かしたりペースを崩すまでは我慢です。
スマッシュに自信がなければ、フェイントも検討していくことも必要です。
スマッシュを打つコツを掴んで戦術を練る
スマッシュを放つ時には相手をある程度見ながら判断し、的確に打ってポイントを得ることが求められます。
打ち方のコツなどを把握しながら、戦術に入れていくようにしましょう。
スマッシュの打ち方を把握する
高く打ち上がったシャトルをスマッシュによって、下にたたきつけてポイントを狙っていきます。
トッププレーヤーだと時速300キロを超えますが、打ち返されないようにコースも考えて打たなければなりません。
スピードや威力が重要となるスマッシュは、腹筋や背筋そして腕力を活用しましょう。
日々のトレーニングを行って、試合でチャンスを作って狙うのは基本的に構いません。
ただし一発で仕留められるかどうかは状況次第と踏んでおかないと、どうしても力んで失敗することもあります。
冷静に打ってコースを攻めるようなスマッシュのトレーニングも必要です。
フォームを覚えてスマッシュを正しく打てるようにする
スマッシュを活用した戦術を立てていこうとする時に、スマッシュのフォームをあらかじめ把握しておくことが必要です。
打つ時に背中にラケットがくっつくように上に伸ばしていき、思い切り放っていきます。
体重移動がちゃんと行えることが重要で、そこから正面からシャトルを打てるように体勢を整えていきます。
角度もちゃんとつけないとコート内に落ちませんが、戦術として相手に向かって打った時にきちんと返せないような時には有効的です。
不意打ちでスマッシュを打ちポイントを狙えれば直接狙っても構いませんが、どうしても返される時には少し手前の地面に向かって落としていくことを心がけていきましょう。
まとめ
非常に速い展開でスマッシュを仕掛けて、勝負を決めたいところもあるでしょう。
しかし、スマッシュは相手のペースに乗っかってしまうと、失敗する確率もアップしてしまいます。
相手のバランスを崩して追いつけないような状況かどうかを見切って、スマッシュを的確に狙っていくようにしましょう。
スピードなどをつけておくためにも、日々のトレーニングも欠かさずに実施することも大切です。
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