【バドミントン】ショートサーブを浮かせないための“4つ”のコツ
バドミントンのダブルスでよく使われるバックハンドで打つショートサーブ。バドミントンの試合で一番最初に打つ重要なショットです。
そこで今回は、シングルスでもダブルスでもよく使われるバックハンドで打つ「ショートサーブ」の浮かさない“4つのコツ”をご紹介します。
ショートサーブが浮いてしまうと相手に厳しいショットを打たれますし、一発で決められることもあります。
つまり、自分のサーブ次第でそのポイントでの優劣が大きく変わってきます。
バドミントンではテニスや卓球のように、攻撃的にサーブから攻めるのは難しい部分もあり、だからこそ、サーブレシーブが有利と言われることもあります。
ですが、攻撃的に攻められなくても、相手の攻撃を最小限に抑えることは可能です。
そのためにも、まずはショートサーブを“浮かさない”ことが大前提になってきますので、ぜひ今回の記事を参考に、サーブ練習のときから意識して練習に取り組んでみて下さい。
目次
ショートサーブのコツ①
シャトルの持ち方
ショートサービスを浮かさないための1つ目のコツは「シャトルの持ち方」です。
シャトルは人差し指と親指でつまむようにして持つのが一般的です。
中には、親指と中指、薬指で持つ選手もいますが、すぐに離すことができる持ち方であれば何でも問題ありませんが、一番シンプルに持てるのは、人差し指と親指でつまむようにして持つ方法です。
またシャトルを持つ角度も大きく分けて2つあります。
シャトルをラケット面と垂直に立てる
1つは、ラケットを出す方向と垂直にコルクを合わせ打つ方法です。
この持ち方で打つと、素直にコルクに充てることができますので、弾く感じが強くなります。
ですが、ショートサービスのようにあまり力を入れない打ち方ですと、コルクに当てたあとにシャトルの羽根がガットに強く当たる可能性があります。
ですので、打った後はシャトルがブレてしまう可能性も高くなります。
※補足説明
ロングサービスを打つ場合は、垂直にコルクを合わせ打つ方法がおすすめです。
強く打つ分、垂直にコルクを合わせても球離れも早いので、羽根が強くガットに当たらなくなります。素直に飛んで行ってくれます。
シャトルをラケット面と平行に添える
2つ目のシャトルを立てた状態で持つ方法です。
これは、立てて打つのとは逆で、コルクに当てたあとに、シャトルの羽根がガットに当たることがほとんどありません。
ラケットを下に入れて構える方法と、上からラケットを被せるように構える2つの方法があります。
被せて打つほうが、サービスが浮くのを抑えることができます。
ただし、弾くように打つとコルクと同時に羽根を打つことが多くなるので、注意が必要です。
ショートサーブのコツ②
押し出すように打つ
バックハンドでのショートサーブは押し出すように打ってください。
サーブが浮いたり、安定しない方はサーブを“弾くように”打っている方がほとんどです。
強く打てば、シャトルも素直に飛んでいくのですが、ショートサービスのように弱い力で弾くようにシャトルを打つと、羽根に空気抵抗が生まれ、安定した軌道で飛ばなくなります。
ですので、サービスを打つときはシャトルを“押し出す”ように打ってみてください。
押し出す感覚がわからないという方は、ラケットでシャトルを運ぶように打つ感覚でもかまいません。
打ちたい方向の軌道をイメージしながら、その軌道の上を沿って“押し出すように”打ちましょう。
※補足:親指を立ててグリップを握る
親指を立ててグリップを握り、その親指でシャトルを前に押し出すようにすると、ショートサーブが打ちやすくなります。
そのためにも、先ほどの持ち方のところで説明したように、インパクト時のブレを少なくするためにも、シャトルは立てるように構えることをおススメします。
できるだけ羽根がブレないように打つことが、ショートサービスを安定させるコツです。
ショートサーブのコツ③
テイクバックは最小限に
テイクバックはできるだけ小さくとって、最小限のスイングで押し出すように打ちます。
大きくテイクバックを取ると、ラケット軌道が長くなり、押し出す軌道も安定しなくなります。
また構えたところとインパクトの空間が大きいので、打点がズレてシャトルが浮いてしまう可能性が高くなります。
ですので、構えたところから素直に押し出していくためにも、テイクバックは小さくとって打つことを心がけてください。
ただし、テイクバックを取らない分、フォロースルーはしっかりと取るようにショートサーブを打ちましょう。
ショートサーブのコツ④
ラケットの上部に当てる
ショートサービスで弾いて浮かないようにするのは、ラケット面の上部(先端近く)に当てるようにします。
ラケットの真ん中に当ててしまうと、たわみも多い分、シャトルを強く弾いてしまう可能性があります。
ですので、なるべくたわみの少ないラケットの上部(先端近く)で打つようにすると、強く弾くこともなくなり、サーブも浮きにくくなります。
慣れていない方は難しいかもしれませんが、練習でチャレンジして、感覚を掴んでください。
まとめ
まずは、今回紹介したショートサーブを浮かせない4つのコツを実践してみてください。
そのなかで、シャトルを持つ角度であったり、押し出す力加減などは自分が打ちやすいように、微調整していきましょう。
その中で、自分の感覚と実際に打ったショートサービスのイメージが合うようになれば問題ありません。
たくさん練習をして、相手が攻められないような“嫌らしいサーブ”を身に着けてください。
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