ドライブに変化をつけよう!

ドライブ テクニック

今回は、ドライブの応用技術を紹介いたします。

ドライブでも攻撃方法のバリエーションを増やしていけば、確実に武器になります。

特に今回ご紹介する打ち方をマスターできれば、ダブルスでは変化に富んだ攻め方ができるようになります。

まずは「こんな打ち方もあるんだな」という感覚で、試してみてください。

フェースの向きを調整する

実際の試合では、局面に応じてシャトルを強打したり、ネットから沈めたと打ち分けますよね。

あるいは予測を外すためにフェイントをかけたりしなくてはいけません。

ドライブでも相手のタイミングを外したり、フェイントをかけることは効果的な手法です。

そこで、ドライブに変化を出すためには、インパクト時のフェースの向きを変えて打つことをおススメします。

フラット打法

フラットな面での打ち方は。ドライブの基本です。

シャトルに対して90度の角度でインパクトすることで、厚い当たりになります。

この打ち方はカス当たりのようなミスもしにくく、強打もしやすい。

さらに、コントロールもしやすいので、まずはこの打ち方を覚えましょう。


“垂直にシャトルをとらえる”

その反面、インパクト面の方向にしか飛ばすことはできないので、相手にコースを読まれてしまう可能性があります。

また、力のコントロールができない場合は、アウトミスにもつながりますので、注意してください。

カッティング打法

フラットが打てるようになれば、応用で「カッティング打法」というものがあります。

これはラケットフェースを斜め上に向けたまま、シャトルを斜め下に切るようにして打つ方法です。


“斜め下に振りぬいても真っ直ぐ前に飛ぶ”

フォアであれば、クリアーのように少し面を立て気味でも打てます。

この打ち方は、強打をしてもアウトがしにくいショットです。

つまり、速いスイングをしながらでも、少し遅く、フラットに当てるよりは飛ばないドライブが打てるようになります。

速いスイングでも、「飛ばない・遅い」ということは、相手のタイミングを外すことができます。

特にロングドライブと見せかけて、ハーフに落とすようなショットを打つ時には、このようなカッティング打法は有効です。

また、アウトミスも少なくなりますので、ネットとの距離が近い、ショートドライブのときは、安心して強いスイングでも打つことが可能です。

トッピング打法

こちらも応用技術で、「トッピング打法」というものがあります。

これはラケットフェースを斜め下に向けたまま、シャトルを斜め上に切るようにして打つ方法です。


“斜め上に振りぬいても、前に飛ぶ”

スピードのあるシャトルを打つことができ、シャトルも浮きにくく、フラットで打つよりも攻撃的なショットです。

また、振り抜き安く、相手もコース対応が難しくなるので、速いラリーの応酬になる、ミドルドライブでは有効な方法です。

少し難易度の高いショットではありますが、反復して練習すれば感覚がつかめてくるはずです。

タイミングを外すことがメインのショット

以上のようなフェースの向きで変化をつけるドライブは、相手のタイミングを外すフェイントです。

そして、状況に応じて自分のミスを回避できたり、より攻撃的に打つための方法でもあります。

ですので、上記のような打ち方をすれば一発で決まるというようなショットではありません。

速い展開のダブルスでは、テンポ(またはリズム)を崩していくことも、戦術の一つです。

特にドライブの応酬になりやすい展開では、このようなフェースの向きで変化を付ける方法は有効になってくるはずです。

ぜひ、応用技術としてマスターしてみてください。

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