バドミントンのシングルスで使える!相手に合わせた「3つの戦術」
バドミントンのシングルスでは一人でコート内で戦っていくことになりますが、相手に合わせた戦術を考えていくことが重要です。
ポイントを得るとともに、しっかりと守っていける状態を作ることによって勝利に近づきます。
シングルスで考えるべき戦術を身に着けて、勝利に近づけるように練習を積み重ねていきましょう。
目次
シングルスで勝てる戦術を把握する前に考えること
戦術を活用してシングルスで勝ちたい気持ちは、バドミントンで失ってはいけません。
ただしダブルスと異なり、シングルスはコート内で一人で戦っていきます。
戦術を考えていく中で、気持ちから作ることによって試合に活かされていきます。
強い気持ちを持って試合に臨むことが求められる
ラリーやリターンを行う中で正しく判斷をしながら、相手を翻弄する動きを積み重ねないと制するができなくなってしまうことでしょう。
苦しいことは対戦相手も同じでスタミナが尽きたとしても、疲れていたとしてもコート内を動き回ってポイントを稼がないといけません。
その絶対負けない気持ちを持っておかないと、戦術を練っていくことはできません。
バドミントンだけでなく様々なスポーツでメンタル面は大切で、気持ちで負け続けることは危険です。
日々の練習から自信をつけて、テクニックを存分にコート上で披露することが重要です。
そしてシングルスなどで常に高い闘争心や、冷静な判断能力を持って試合に臨んでいかなければなりません。
ラリーが何度も続いてもシングルスでは、一人でカバーしないといけません。
体力なども維持しながら、相手に攻め込まれても戦っていけるかどうかは精神力や集中力が求められます。
戦術を考えていく前に、最初は勝っていこうという強い気持ちを持っておきましょう。
そして戦術を活用して、シングルスで勝っていけるように練習を積んていくことが必要です。
正しい状況判断が試合を有利に進めるポイントとなる
シングルスでは打ち返していきながら、相手の体勢を不利にさせることが重要です。
姿勢を崩すためにも、相手が手薄になる場所へしっかりと打ち返していくことが重要となります。
計算していくために相手の動きをしっかりと把握しておかないと考えることもできず、試合中に全く状況を見ていないと大問題です。
相手がどこにいるかチェックしてリターンをどう打つか考えないと、反撃を受けてしまうこともあります。
相手を動かす時にはクリアやドロップ、ヘアピンなどを習得しながら相手に合わせて打っていくことが必要です。
これで相手の姿勢を崩しながら、追い込んでいくことが必要です。
オープンスペースを基本的に狙いながら、相手をコート内で振り回していきながら体力を奪っていけるようにしましょう。
それを冷静に考えられるように、状況を優位に進められる戦術を検討することが必要です。
シングルスで活用したい3つの戦術
シングルスは自分一人でコート内で戦っていくので、自分の力量に合わせた戦術を活用しながら戦っていくことになります。
その中で相手の特徴などを把握しながら、シングルスで活用したい戦術もいくつかあります。
特に体格などに合わせた3つの戦術は多く利用することもあるので、事前に把握して試合に活用していくようにしましょう。
身長差が大きい相手とシングルスで戦う時に活用する戦術
もしも、自分よりも身長が高ければ、コートのサイドでレシーブに対応するテクニックはあるものの、レシーブを打った時にボディへ打った際に対応できないことも多いです。
また前後の動きが苦手なので、レシーブを奥へ打ち返していくことを増やすと、疲労を蓄積させることができます。
レシーブに強いのは体のひねりやリーチの長さがあり、多少届かないだろうという場所でもレシーブを打てる状態にあります。
反対に自分よりも身長が低ければ前後のフットワークが強く、左右に振られることは弱いです。中途半端に打ったとしても、少しでも距離があればポイントに結びつけることができます。
大きくスマッシュなどを打ってコートの奥へ打つことを多用すれば、身長の低さが仇となって大きくコート内でポジションを動かすことができます。
反対に重心が身長が低い分、しっかりと安定したレシーブを打たれることがあります。
極力直接的な打ち方でなく、振り回す感覚で強弱をつけて打っていくようにしましょう。
ネット際が強い相手に対して効果的なシングルスでの戦術
シングルスでは様々な相手と戦うことになりますが、ネットに近いところの攻防に強いケースもあります。
そこで考えたい戦術として、ネット前にもしも落ちてきた時には、ヘアピンでちゃんと返そうと思うと術中にハマってしまうこともあります。
そこでクロスヘアピンやスピンネットではなく、ロブショットを多用します。
これで相手を翻弄しながらコートの奥へと追いやっていくことができるので、より体勢を崩すことができます。
それでもコートやネットの手前へ落としてくることがありますが、何度も奥へ持っていけば体力も自然と削られます。
長期戦になるほど有利になるので、着実にポイントに結びつけることができます。
スマッシュが得意な相手に対する戦術
ポイントに結びつけるスマッシュを活用することが多ければ、戦術として守る時に浅かったりスピードの遅い甘い返球は絶対に避けなければなりません。
格好の餌食になってしまうので、一方的にポイントに結びつけられてしまいます。
そこでサービスを打つ時には前に詰められないようにロングサービスを打ったり、フェイントなどを仕掛けて姿勢を崩していくことが重要です。
相手に読まれてしまうとスマッシュの体勢を作られてしまって、絶好球を着実に狙われてしまいます。
ホームポジションを崩しながら、ラリーに持ち込んだりスマッシュを打たれたら大きく打ち返すようにしましょう。
スマッシュを打たれたらフェイントでネット際に鋭い角度で打っていくなど、相手の予想がつかない場所を意識しておくと効果的です。
まとめ
バドミントンの戦術は様々ですが、人それぞれでシングルスに活用できる内容は分かれていきます。
組み立てていく時には相手のパターンなどを理解し、打ちやすい状況を作り続けながら勝利に近づけるように考えていくことが求められます。
相手の得意分野が自分よりも勝っていれば、他の観点で勝利に近づけるように戦術を練っていくことが必要です。
トレーニングなどを重ねながら長所を色々と見つけ、戦術に活用していきましょう。
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