【バドミントン】混合ダブルスで勝つ!女子が前衛へスムーズに入れるパターン2種類
バドミントンの混合ダブルスの戦術には「女子選手を前衛に、男子選手を後衛に置く、トップ&バックが有利」や「女子選手メインに攻撃する」などのお決まりのパターンがあります。
たしかにその通りで、混合ダブルスの戦術を調べてみても、この2点に関しては同じように書かれています。
ですが、このような展開に持っていくための「手段」については、普通のダブルスほど情報が出回っていません。
その理由は、日本ではまだまだ後発的なカテゴリだからだと考えいます。
そこで、この記事では「混合ダブルの戦術」について、
- 女子選手を前衛に置くトップ&バック
- 女子選手メインに攻撃する
上記の2点の展開に持ち込めるようなラリー展開に持ち込める、混合ダブルスの戦術について少し掘り下げてご紹介していきます。
目次
前衛が女子、後衛が男子のトップ&バックが良い理由
混合ダブルスでは、トップ&バックになる場合、男性が後衛、女性が前衛になるのが基本になります。
なぜならば、基本的にパワーとスピードのある男性が後衛に回り、動き回りながら、相手をスキを突き攻撃する方が、チャンスボールが上がりやすいですし、
より繊細なショットやハーフショットが得意な女性の方が、ネット前で得点がしやすいからです。
しかし、以上のことは、あくまでも基本です。
中には、後衛から前衛に詰め込んで来る男子もいて、その方が基本的なトップ&バックよりも決定率が良い場合もあります。
悩み①:トップ&バックに入れない
何度も言いますが、一般的に混合ダブルスでは女子選手が前衛、男性選手が後衛に回るトップ&バックが理想です。
この戦術は、自分たちも使いますし、もちろん相手も同じように使ってきます。
ですので、まずやらなくてはいけないことは、サイドバイサイドから女子選手を前衛に入れることです。
では、その逆に相手にやられると嫌なことは何でしょうか?
それは、女子選手を前衛に入れないように後ろに追い出されることですよね。
ですので、こちらの戦術としては相手女子を後ろに追い出すような配球をすればいいのですが、もちろん相手も同じような戦術をとってきます。
この配球をきちんと、相手よりも先に行えばいいのですが、
サービスレシーブが有利と言われているバドミントンでは、こちらがサービスの時にどうしても不利になっていしまいます。
ましてや、相手が一枚も二枚もうわての選手と対戦するときは、防戦一方になり、なかなか女子選手が前、男子選手が後ろのトップ&バックの形になることは難しくなります。
悩み②:女子選手ばかり狙われる
混合ダブルスの試合では、よくある光景ですよね。
やはり、パワーやスピードのある男子選手の攻撃を女性選手一人で、凌いぐというのは厳しい部分でもあります。
そして何より、女子選手に攻撃が集中し、凌ぐ展開になっているということは、サイドバイサイドの状態です。
ここから、上げてばかりのレシーブだと、トップ&バックにも入れず攻撃に移ることもできません。
セオリーにはめるまでの過程が重要
混合ダブルスでは、
- 「女子選手を前衛に、男子選手を後衛に置く、トップ&バックが有利」
- 「女子選手メインに攻撃する」
などのセオリーは知っているものの、このための過程(準備)については、どこにも公開されていません。
また、最初にお伝えした通り、ローテーションを中心とした通常のダブルスと、混合ダブルスでは戦術も大きく異なります。
そこで今回、日本ユニシスでキャプテンを務めたこともあり、シニアバドミントンで数々の優秀な戦績を納めている、福井剛士さんに混合ダブルスの戦術のコツについて聞いてきました。
ここでお伝えする戦術は
- サービスからトップ&バックになる方法
- 女子選手に攻撃が集中したときの切り返し方
の一例を動画でお伝えいたします。
どちらも、バドミントンの混合ダブルスにおいて、展開を有利に進めるためには必要な戦術なので、ぜひご覧ください。
両方に共通して言えることは
「いかに相手レシーブを下から打たせて、女性選手が素早くネット前に入り、相手にプレッシャーを与えられるかどうか」がポイントになります。
まずは、以下の動画をご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
混合ダブルスのラリーを有利に進めるための戦術をほんの一部を紹介しました。
このほかにも、混合ダブルスには様々な戦術があり、混合ダブルスでよく使われるようなテクニックもたくさんあります。
販売予定のバドミントン教材には、混合ダブルスを有利に進める戦術がたくさん紹介されていますので、もうしばらくお待ちください。
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ですが、ほとんどの勝てない選手はどうやって、女子が前の「トップ&バック」を作るかを知りません。
つまり、セオリーは知っていても、実際に試合で、そのセオリー通りに当てはめていけないから得点につながらない、と悩むプレーヤーが多くいます。
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