実際にあるフォルトとレットのケースとは
前回からの続きとして、
- フォルトとなるケース
- レットとなるケース
について、解説していきます。
フォルトとは相手に得点が加算され、レットとはやり直しのことです。
それでは、さっそくまいりましょう。
目次
シャトルが身体・物に触れる
サービスやラリー中に、シャトルが
- プレーヤーの身体
- 着衣
- コート外の物(得点表示装置)
に触れたとき、フォルトとなります。
シャトルが触れていいのは、ラケットのみです
ただし、建物の構造上、どうしても狭い建物とかだとスペースが確保できずに障害物に当たってしまう場合もありますので、特別な個別ルールを設けることもできます。
フォルトとなるケース
1人がシャトルを二回連続で打つ
サービスやラリー中、同じプレイヤーが2回連続で打った場合フォルトとなります。
一旦、小さくレシーブし、レシーブしたシャトルを打ち返す行為などです。
ただし、一回のストローク中に二度打ちになった場合は、フォルトとなりません。
ラケット上でシャトルが二度当たる(羽根に当たり、シャトル台に当たる)など、偶然にも2回当たった場合はOKです。
シャトルをラケットに乗せた状態で打つ
サービスやラリー中、シャトルをラケットで捕らえて保持された状態で打つとフォルトとなります。
練習中の時など、飛んできたシャトルに合わせ、ラケットを回転させて捕る(シャトルキャッチ)方は多いと思います。
試合中では反則となるので、覚えておきましょう。
ダブルスで二人続けて打つ
ダブルスの試合で、サービスやラリー中に同じペア内で連続して打った場合フォルトとなります。
また、打ったシャトルがパートナーのラケットに当たっても、フォルトになります。
シャトルが前方に飛ばなかった場合
打ったシャトルが、相手コート(前方)に飛ばずに横や後方に向かって飛んだ時点で、フォルトとなります。
ネットに触れる
- ラケット
- 身体
- 着衣
いずれにおいても、ネットやそれを支えるポストに触れるとフォルトとなります。
ネット際でのフォロースルーでは、ネットに触れやすくなるので注意してください。
相手のストロークを妨害する
相手プレーヤーがシャトルを打ち返そうとしたとき、
- 相手のストロークをブロック
- 大声を出して注意を逸らす
- 動作で注意を逸らすような行為
もフォルトとなります。
ネットを越えてシャトルを打つ
相手コートに、ラケットや身体が入った時点でフォルトとなります。
ただし、フォロースルーではフォルトとなりません。
警告→フォルト
試合中、プレーヤーが横柄な態度・言動・行動など不良行為をし、警告を受けた後、再び違反した場合。
- 一度目に警告(イエローカード)
- 不良行為を繰り返し二度目にフォルト(レッドカード)
レットとなるケース
- サーブ時に、レシーバーの態勢が整っていない状態でサーブした場合
- サーブ時に、サーバー・レシーバー両方がフォルトしたとき(サーバーとレシーバーが、ラインを踏んでいたなど)
- シャトルがネットの上に乗った状態の場合
- シャトルがネットに引っかかった状態の場合
- シャトルが壊れた場合
- コーチが試合を妨害した場合(アドバイスなどにより中断させられたなど)
- 線審・主審とも、判定できなかった場合
- 災害や事故が起こった場合(停電・地震など)
レットとなった場合は、どちらにも加算はされません。
サーブから、プレーを再開します。
まとめ
フォルトとなるケースは、たくさんありました。
無意識で行ったプレーによって、相手に加算されるのは避けたいところです。
今回紹介したフォルトのケースを参考にし、注意してプレーしてみてください。
それでは今回これで、以上となります。
ありがとうございました。
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サッカー部と柔道部の2つしかない田舎の中学校でサッカーをしていました。中学二年のとき突如としてバドミントン部が新設されたので即座に転部。そこで得たバドミントンの楽しさ・面白さ。その魅力を発信していきたいと思います。
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