【バドミントン】スマッシュに角度がつかない原因と解決法・練習法について
バドミントンにおいて最大の武器となるショットがスマッシュです。
角度のあるスマッシュがきれいに決まれば気持ちがいいですが、初心者のうちは角度がつかないで浮いてしまってアウトになり、また簡単に返されてしまうこともあります。
しかしポイントさえ掴めば誰でも角度がついたスマッシュを打てるようになります。
なぜスマッシュを打ったときに角度がつかないのか、原因と解決方法、練習方法について解説していきます。
目次
スマッシュに角度がつかない原因
スマッシュに角度がつかずに浮いてしまうのは、適切なスマッシュを打つフォームでは無いからです。
どのショットにも言えることですが、手だけでラケットを振りぬくのでは無く、下半身から上半身、最後は上腕、手首、体全体を使って打つ必要があります。
これらの体全体のフォームが整うことで角度のついたスマッシュが打てます。
上半身の使い方
初心者に多いのがラケットを持つ腕が縮こまってしまい、腕の振りが小さくなることです。
肘は耳の辺りまで上げ肘の角度を約90度開き、シャトルを打つ打点は高い位置にします。
力まずに8割程度の力で手打ちにならないように大きなフォームで振りぬきます。
下半身の使い方
右利きの場合、初めは右足に重心がありますが、スマッシュを打つ場合、ラケットがシャトルを捉える前に重心を右足から左足へと移動させます。
体重がしっかりとラケットに伝達されることで角度の付いたスマッシュが打てます。
重心移動が不十分だと体重がラケットに乗らずシャトルは浮いてしまいます。
スマッシュに角度がつかない場合の解決方法、ポイント
スマッシュに角度がつかない場合の解決方法は、適正な上半身と下半身の使い方を考慮したフォームの改善が必要です。
フォームを改善する上での重要なポイントを押さえることで、スムーズに改善することができます。
シャトル下まで最短距離で移動する
重心移動がしっかりと行えるように、できるだけ早くシャトルの落下地点に移動することが必要です。
中途半端な体勢でスマッシュを打ってしまうと、スムーズな重心移動ができずに上半身と下半身はバラバラになり、手打ちで力のないスマッシュとなってしまいます。
自分のフォームで力のあるスマッシュを打つためには、シャトル下まで最短距離で移動し、少しでも余裕を持って対応することが必要です。
上腕の回内運動を意識する
スマッシュを打つ際に、体の中で最後にラケットに力を伝達する部位は上腕から手首です。
ただ単に腕を速く振り回しても角度の付いたスマッシュは打てません。
ラケットがシャトルを捉える瞬間に、上腕を回内運動で内側に巻き込むように振り抜くことで、抑えの効いた浮かないスマッシュを打つことができます。
速く振るよりも上腕を的確に使った確実なフォームを意識することが重要です。
スマッシュに角度がつく練習方法
スマッシュに角度がつくようにノックでスマッシュを打つ練習を行うことも良いですが、その前にスマッシュを打つためのフォームを自分の体に覚えこませることが必要です。
焦ってフォームがバラバラにならないように、自分のペースで確実な動きを心がけての反復練習が重要です。
素振りの徹底
数は必要ないですが、鏡の前でシャトルをイメージして集中した素振りを行います。
スマッシュの角度を意識しながら反復して素振りを行うことで、フォームが固まってきます。地味な練習ですがラケットがあればどこでも行え、非常に有効な練習方法です。
手投げノック
ある程度フォームが固まってきたら、手投げノックでスマッシュに角度がつくように打ちます。
通常のノックよりも安定して打点近くにシャトルが供給されるので、体全体の動きを集中して意識しながらノック打ちを繰り返します。
まとめ
バドミントンではスマッシュの角度がつかない場合、適正な体の使い方、フォームを習得する必要があります。
しかし少しの意識と少しの努力で大きな改善が可能です。
強力な武器であるスマッシュを使いこなせれば他のショットも相乗効果で効果的に活用でき、プレーの幅が広がりさらにレベルアップしていくことが可能です。
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