バドミントン・シングルスのサーブの「間」と「リズム」を考えよう!
今回はバドミントンのシングルスにおいて、相手のリズムを崩す方法サーブ編をお送りいたします。
バドミントンのサーブの種類は、ロングハイサーブとショートサーブの2種類です。
変化球や強打はルールによって制限されているので、サーブではいかに相手のレシーブのリズムを崩せるか、「間」とり方がポイントとなります。
サーブのルール
変化球や強打を制限されている主なサーブのルールとして
- 115センチより下で打つ
- 打つまで足を動かしてはならない
があります。
115センチより下で打たなければならないため、オーバーヘッドストロークは使えません。
また、足を動かしたり浮かせてはならないので、体重移動も十分に行うことはできません。
ただし、サーブの構えは自由なので、両手を上げて構えたりするポーズも、相手を惑わしてリズムを崩す方法としては有効です。
ロングハイサーブ
シングルスでのサーブでは、主にロングハイサーブを多用します。
相手をコート後ろに下がらせるのが目的です。
構えはショートもロングハイも同じフォームです。
基本的な打ち方は、アンダーウエストストローク・フォアと同じ打ち方です。
テークバックしながらシャトルをまっすぐに落とし、高く・遠く打ち上げて、相手のコート奥ラインぎりぎりに落とします。
狙うコースは、バックラインの左右が基本ですが、左右ばかりを繰り返してると単調になるので、真ん中狙いも加えながら打ち分けましょう。
ショートサーブ
ショートサーブでは、フォアハンドとバックハンドで打つパターンがありますが、
シングルスでのショートサーブでは、フォアハンドで打つのが基本です。
なお、ダブルスではバックハンドを多用します(ダブルスではロングハイサーブをほぼ打たない)
構えはロングハイサーブと同じです。
フォアハンドでのショートサーブ
ロングハイサーブとは違い、ショートサーブではスイングスピードを利用せずにシャトルを前へ押し出す感じで、小さな振りで打ちます。
フォアハンドではシャトルコントロールが難しいですが、この技術を身につければロングハイサーブかショートサーブなのか、相手を惑わせることができるので、崩すことができます。
また、ラケット面が相手には見えずらいため、コースを読まれにくいのもメリットです。
バックハンドでのショートサーブ
シャトルの羽根をつまむように持って、ラケットを真後ろにそえて構えます。
構えから、相手には「ショートサーブが来る」とわかりますが、シャトルコントロールがしやすいので「間」を使って勝負できます。
シャトルを押し出す感じで打ち、コースは左右のショートサービスラインぎりぎりへ落とします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
バドミントンのサーブはルール上、テニス・卓球・バレーボールのような球技と違い、サービスエース(サーブで決める)はほとんど取れません。
サーブで相手をいかに崩し、効果的なレシーブをさせないことがポイントです。
ちなみに、一説によると、バドミントンは紳士のスポーツのため、まずは相手に「どうぞ」と打たせるために、サーブが制限されたルールになっているとも言われてます。
野球でいうところの、「まずは1球打たずに見る」といったところでしょうかね(こちらはルール上の決まりはないですが)
それでは今回これで以上となります。
よかったら参考にしてみてください。
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