バドミントンとはどんなスポーツなのか?

コラム

はじめに

バドミントンを、『なんとなく知ってはいるけど、ルールとかよく分からない』という方は、どんなイメージを持っているのでしょうか?

  • ラケットを使って羽根でできたシャトルを打ち合っているスポーツ。
  • テニスと似ている

そんなイメージでしょうか。

そのような方達に、バドミントンとはどんなスポーツなのか?

豆知識方式で、解説していきたいと思います。

それでは、いってみましょう。

エキサイティングなスポーツ

誰もが楽しめる親しみやすいスポーツですが、いざ競技となると、激しいフットワークでスピーディーに打ち合うエキサイティングなスポーツです。

思いっきりスマッシュした瞬間の スピードは、なんと時速400キロ超え!

いちばん 速く走る東北新幹線でも時速320キロですから、そ の速さがわかります。

そうかと思えば、空中 でスピードが落ちてストンとコートに落ちてしまう。

シャトルのスピードが極端に変わるところに、バドミン ンの面白さがあり、それを生かして選手は、打つ力や打ち方を変えたりして駆け引きします。

試合形式には、

  • 1対1で試合をするシングルス
  • 2対2のダブルス
  • 男女1人ずつがチームになって戦うミックスダブルス

という形式もあります。

基本は、1ゲームにつき21点を先に取ったほうが勝ちです。

3ゲームのうちに、先に2 ゲーム勝ったほうが勝者となります。

20対20になった場合、相手と2点差をつけるか、30点を先に取っ たほうが勝ちです。

バドミントンがうまくなるのに 必要なことって?

バドミントンでは、 シャトルがあっちこっちに飛 んでいきますから、追いかける持久力が必要です。

スマッシュを打つために筋力を鍛えるのも大切ですし、狙った場所にシャトルを打ち込むために選手たちは、何百回何千回と同じショット を繰り返し練習します。

上手くなるために気の遠くなるような努力が必要なのは、 どのスポーツも同じことですね。

ダブルスをする人であれば、コミュニケーション力が必須となります。

ペアを組む相手を信じることも含め、バドミントンで大きな意味をもつのは、「相手が何を考えているかを想像する力」です。

その力が味方に発揮されれば、信じてプレーを任せることにつながりますし、その方を対戦相手に向ければ「今、どこに打たれたらイヤかな」と想像して、返せないところにシャトル を打ちこめます。

体とともに、「心」の動きがカギとなるスポーツといえますね。

オリンピック&パラリンピック

これまでのオリンピックでは、

  • 中国
  • 韓国
  • インドネシア
  • デンマーク

といった国々がメダルを争っていましたが、

  • 2012年のロンドン大会の女子ダブルスで日本のペアが銀メダル
  • 2016年のリオデジャネイロ大会の、女子ダブルスで金メダル

を取ったことをきっかけに、日本は強豪国の仲間入りを果たし、世界からマークさ れるようになりました。

観戦するときのポイント

シングルスは、シャトルをコートの奥に打ったり手前に打ったりして、相手がいないがら空きのスペースをつ くっていくラリー( 打ち合い)が見ところです。

先の先の先を読む、頭を使う競技であることがわかります。

ダブルスなら、「相手を信じる力」で得 点したときの、2人の表情に注目してみてください。

どちらかが11点になると、60秒以内の短いインターバルがあり、その間に選手は水分を取ったり汗を拭いたり、コミュニケーションをとったりしています。

そのようなやり取りも、見るべきポイントです。

パラリンピックでは、障がいの種類や程度によってコー トの広さなどが変わります。

たとえば、車椅子に乗った人同士の試合の場合、コートは半分の広さになってラリー のテンポが速くなります。

大きく背中を反らしてシャト ルを打つ時にも、倒れないように車椅子そのものに工夫がしてあることも見逃せないポイントです。

おわりに

バトミントンと呼ぶことが多いですが、正確にはバドミントンと呼びます。

ありがとうございました。

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この記事を書いた人たまろんたまろん
サッカー部と柔道部の2つしかない田舎の中学校でサッカーをしていました。中学二年のとき突如としてバドミントン部が新設されたので即座に転部。そこで得たバドミントンの楽しさ・面白さ。その魅力を発信していきたいと思います。
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