バドミントンダブルスの守備力を上げるよりも大事なこと
ダブルスで相手に攻められっぱなしになり、守るばっかりの「受け身」で相手のミス待ちばかりになることはありませんか?
●「相手のプッシュやドライブの攻めから抜け出せない…」 ●「レシーブが苦手で、上げるしかできない…」 ●「ラリーが長引くと、先に負けてしまう…」 ●「撃ち込まれると、慌ててしまう…」 ●「相手のミス待ちの展開ばかりで、辛いゲームになることが多い…」 ●「ポジションが悪いから攻められてしまう」
など、悩みはたくさんありますが、ダブルスで勝つためには、「ポジション」、「配球」、「パターン」があいまいだと、なかなか勝つことができません。
特に、サイドバイサイドの守備では、「ポジション」、「配球」が重要で、この2つがきちんと理解できていれば、ダブルスでの守る範囲が明確になり、相手もスマッシュで攻めにくくなります。
そして、この2つができればダブルスで「鉄壁のディフェンス」の能力ができるのかというと、実はそうではありません。
ダブルスで「鉄壁のディフェンス」には、トップリーガーのような技術も必要ですし、体力とメンタル的な要素も必要です。
では、ダブルスで勝つためにはどうすればいいのでしょうか?
ディフェンス力はいらない!?
元日本ユニシスの福井剛士さんにダブルスのディフェンスを上げるにはどうすればいいか聞いてみると、驚きの答えが返ってきました。
それは…
「ディフェンス力を上げることは考えてはいけないんです。だから、何本もレシーブで返す必要もないんですよ。」
ということ。
「?」と思われたかたもいるかもしれませんね。
ですが、前回、ダブルスで勝つために必要なのは何だったかを、もう一度思い返してみてください。
※過去記事:バドミントン ダブルスで勝てない「3つの原因」とは?
ダブルスで勝つためには
「相手よりも先に攻撃を仕掛けること」そして、「その攻撃を止められないようにすること」
この2つが、ダブルスの勝利への一番の近道だとお話させていただきました。
つまり、ディフェンスで「守ること」ばかりを考えるよりも、
「どうすれば、守備から攻撃に切り返すことができるのか」
「どのようなポジションならば、すぐ攻撃に転じることができるのか」
「そして、そこから連続攻撃へとシフトチェンジできるか」
が重要だということ。
つまり、「サイドバイサイド(守備)からすぐにトップ&バック(攻撃)に切り返すことを考え、そのパターンを覚えておくことが重要」ということです。
福井コーチが紹介するダブルスパターン戦術では、おもに「攻撃力を上げる」ことを目的にした戦術です。
それは、配球の仕方やポジション取り、ペアとの連携が重要になってきます。
ここで、一つ福井さんの考えるダブルスでのディフェンス戦術の一部を動画でご紹介します。
もし、ダブルスの守備が苦手という方は、まずは「レシーブ力を上げる」という考えよりも、
「レシーブからどう切り返せば、攻めに転じることができるのか」 「どこに返せば、トップ&バックにチェンジができ、連続攻撃ができるのか」 「攻めるためにベストなポジションはどこなのか」
を考えてみてください。
このようなダブルスの攻撃的ディフェンス戦術も福井コーチ丁寧にご紹介しています。
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