【バドミントン】ダブルスで前衛が活躍するための「“4つ”心構え」とは

ダブルス

バドミントンのダブルスでは、前衛と後衛に分かれて戦っていきます。

後衛は、浮いた球などをスマッシュやカットといった、高い打点から攻撃をするという、明確なことがある程度ありますが、前衛は状況に応じた判断が求められるポジションとなります。

前衛がどう仕事をしていくかで試合展開が大きく変わっていくので、前衛の大切さをしっかりと見い出しておきましょう。

ダブルスは前衛によって強さが決まる

ダブルスでの試合において、相手に近いポジションに来るのが前衛です。

コートでも前の方で試合を進めることになりますが、重要性や基本的な知識を持っておかないと強さが大きく変わっていきます。

ダブルスはラリーのスピードなどがシングルスと大きく異なるため、動き方などを理解していないと負けてしまう試合が多くなるので注意しなければなりません。

ダブルスでは前衛が攻撃を務める

ダブルスは2対2で激しい打ち合いを見せてくれる種目です。

これはシングルスと比較しても、展開が早く長いラリーが行われるケースが多くなります。

ダブルスは実際に試合を行ってみると感じますが、シャトルの動きだけでなくパートナーや相手の動きもチェックするので、複雑かつ繊細さが求められます。

動きではトップ&バックなどがありますが、前後にコート内でプレイヤーがいてシャトルに対応していくことになります。

前衛と後衛に分かれていくとともに、それぞれの仕事をきっちりと行わないと相手に得点を与えてしまうので注意しなければなりません。

トップ&バックの状態では攻撃が前衛に任されることがあり、重要な意味を持っています。

なぜなら、後衛をコントロールしながら動く必要のあるポジションだからです。

 

ネット前のポジション取りが大事

コート全体でみれば後衛が当然コートの後ろで試合を進めるので、コートのそばにシャトルが落ちると対応しきれないことがあります。

そこで、空いているスペースを埋めてシャトルをきっちり打ち返していく役割を前衛は担っていて、後衛との連携を保つ必要があります。

つまり、ただ自分の周りに来たシャトルの処理だけなく、後衛との連携を考えた「ポジション取り」が重要になってきます。

前衛は来たシャトルを打ち返すだけでなく、後衛にコートのどこから打ち返すのかを任せるかを判断することもあります。

また、相手から速いリターンなどが来た時に、打ち方などを前で見ながら後衛に連携することも必要です。

前衛が時には相手のスマッシュレシーブを遮断することも考えられるので、相手の返球や動きに対しても対応しなければなりません。

こうして相手が嫌がるシャトルの軌道を予測し、相手の返球に応じて「ポジション」を取っていくことが、前衛として役目を果たすと言えるでしょう。

前衛は動きながら相手をチェックする

前衛は、前にいながら相手の動きを察知することが求められます。

単に前にへばりついていても打ち返すことができないので、立ち位置などを常に考えてコート内を動き回ることが求められます。

そして、多くの返球に体をついてこさせるように動きますが、少しでも早く対応しないと相手に点数を与えてしまいます。

小刻みにリズムを取りながらラケットは下に決して下げないようにポジションを構え、シャトルが来た時に出していけるようにしましょう。

反応が速い前衛になる

前衛の反応が速いとは、相手の返球や動きを見て打ち返すよりも、素早くシャトルに向かってくることです。

前衛で試合を進めていく時に、相手が放ったシャトルに対してすぐ反応できると、厄介だと相手は感じます。

試合が進めば、甘い球を徐々に相手は打てなくなってくるため、ミスの誘導やこぼれ球などを後衛が打ちやすくできるように進めていくことが可能です。

そして、試合展開によって後衛が攻撃を何度も行えば、前衛の役目が少なくなりますが、集中してプレッシャーを少しでも与えるように考えていくことも必要です。

経験や判断力が求められることもありますが、ラケットを決して下げずにステップを常に踏んでいけば、時には脅威に感じることもあります。

実際に前衛の反応が速いと感じさせることができれば、相手のミスも増えてきます。

前衛が速ければ相手は脅威と感じるので、シャトルに対してすぐ動けるようにレベルアップしていきましょう。

相手のミスを見逃さずに対応する

後衛でも同様ですが、前衛は時に相手のミスを見逃さずに得点に結び付けていくいことが大事です。

ダブルスだと、シングルス以上にネットから少し浮いた程度で、打ち返しやすい状況になります。

つまり、ダブルスでは試合展開が非常に速く、かつネット前に前衛がいる分、小さなミスが大きな致命傷になります。

少しでも浮いたら双方致命傷となりますが、自陣であればチャンスです。すぐに叩けければ相手から見ると嫌な前衛と感じられ、試合を有利に進められます。

ですので、相手の小さなミスも見逃さないようにして、正確に打ち返し、ポイントを積み重ねていきましょう。

まとめ

ダブルスは、シングルス以上にスピード感がありますので、相手だけでなく自分のチームの状況もチェックしなければなりません。

また、後衛は状況を全体的に見れますが、前衛はどうしても相手しか見えない状況となります。

ですが、ポイントを押さえながら動きや戦略を立てていければ、試合でも焦ることなく、ポイントを取ることができるようになります。

相手の動きに対応できるだけでなく、後衛との連携ができるように練習を積み重ねていきましょう。

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この記事を書いた人長谷川淳一長谷川淳一
バドミントンは少しずつ知識をつけながら、練習を行っています。自分自身の見聞を広げつつ、様々なジャンルの記事を作成しております。様々な身につけておきたいバドミントンの情報を、しっかりと調べて記事作成を行ってまいります。
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