バドミントンにおけるフットワークの重要性とは?

練習法 フットワーク

バドミントンの試合を行う上で、フットワークは非常に重要です。

基礎うちやゲーム練習など、シャトルを打って練習することは大事なことですが、フットワークの練習も同じくらい大事なことです。

  • フットワークは何のために練習するのか
  • どのように練習したら良いのか

と悩んでいる方も、多いのではないでしょうか。

この記事では、フットワーク練習の必要性やどのように練習したら良いかなどを解説していきます。

ぜひ、最後までお読みください。

フットワーク練習の必要性

バドミントンの試合に勝つためには、フットワークの練習は欠かせません。

フットワーク練習が重要な理由は、以下の5つです。

  • フットワークをしっかり身につけて、コート内の動き方を覚える
  • 正しい動き方を身につけて、怪我を防ぐ
  • ホームポジションから実際にシャトルを打つときまでの距離感が身に付く
  • 足の動きが速くなる
  • コート感覚が身に付く

足の動かし方やコート内でのステップの踏み方をしっかり身につけることにより、怪我を防げるのはもちろんのこと、シャトルの下に入るスピードが上がります。

シャトルを打ちたいからといってフットワーク練習を怠ることなく、しっかり練習して身につけましょう。

フットワーク練習のポイント

フットワークは、ホームポジションを基準に6方向への移動が基本です。

  • 右前方
  • 左前方
  • 右サイド
  • 左サイド
  • 右後方
  • 左後方

ひとつひとつ解説していきます。

フォア側前方・バック側前方

前方へ出るときは、ホームポジションから3歩で移動しましょう。

  • 右利きの方は、右足→左足→右足
  • 左利きの方は、左足→右足→左足

これは、フォア側であってもバック側であっても変わりません。

大事なところなので繰り返しますが、ホームポジションから3歩で移動してください。

このとき、つま先の向きが非常に重要です。

フォア側に出るときは、つま先を外側に向けてステップを踏みます。

そうすることで、捻挫するリスクが減りフットワークが安定します。

バック側へ出るときは、最後の一歩を踏み込む際につま先を相手のコートシャトルを打つ方向に向けてステップを踏むと良いです。

捻挫するリスクが減り、次のステップに向けて体勢を整えやすくできます。

フォア側サイド

フォア側サイドに出るときは、1歩もしくはサイドステップを踏んで2歩で移動します。

1歩でシャトルに届くのであれば1歩で、届かなければサイドステップを踏んで2歩というように使い分けてください。

シャトルに届くのが速いに越したことはないので、できるなら1歩で移動したいところです。

バック側サイド

バック側サイドに出る時も、1歩もしくは2歩で移動します。

1歩でシャトルに届くとき、右利きの方は左足を、左利きの方は右足を1歩出して移動しましょう。

利き足を出さない理由は、シャトルに追いつくスピードが遅くなるからです。

1歩でシャトルに届かない場合は、あと1歩で利き足を出します。

右利きの方は、左足→右足の順番でステップを踏みましょう。

このとき、つま先を相手のコートに向けてシャトルを打ち、体勢を整え次のショットに備えます。

フォア側後方・バック側後方

後方へ出るときは、サイドステップを踏んでから利き足を大きく踏み込んで打ちます。

基本的には、フォア側もバック側も一緒です。

後方へのステップは、フォア側よりバック側の方が難易度が高いです。

バック側へ出て打つときに、利き足を大きく踏み込んで打つのですが、できるだけ踏み込む利き足を後ろに運ぶことが重要です。

そうすることで、しっかりシャトルの下に入れてショットも安定します。

フットワークをしっかり練習して強くなろう

フットワーク基本の6方向への動きを、しっかり練習して身につけることで、素早く動けて安定したショットを打てるようになります。

自分の体勢を素早く整えて打つことが身についていれば、試合に勝つための武器になるのです。

ひとつひとつの動きをしっかり練習して、試合に勝てるようにしましょう。

この記事を書いた人よみちいよみちい
中学1年からバドミントンを始めてから18年間バドミントンの経験あり。中学2年生のときに団体戦で都大会に出場。中学から高校までの6年間はシングルスをメインに練習。社会人になってからは、職場のサークルと地域のバドミントンチームに所属してダブルスをメインに練習し、大会に出場。現在は、18年間のバドミントン経験を活かし、バドミントンに関する記事を執筆。
持久系プロテイン

ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら