サービスを安定させるために必要なこと

サービス・サービスレシーブ テクニック

ラリーの第一打目となるサービス。ミスから始まるのはどうしても避けたいですよね。

サービスはメンタル的な要素が強いと言われています。

それは、自分から始まるという緊張や、ミスをしてはいけないという恐怖心などが顕著に表れるからです。

ラリー中は、ゆっくり考える時間的な余裕はありませんが、サービスは自分のタイミングで打つので、余計にこのメンタル的な要素に左右されやすい。

ですので、余計に緊張や恐怖心でいつも通りに打てなくなったり、思ったように体が動かなる。

これがサービスのミスの原因であり、メンタル的な要素が強いと言われる理由です。

とはいっても、手や足を使って打つことには変わりません。

体の使い方をきちんと知り、余計な力を抜くことができれば、サービスの成功率もあがります。

まずは、緊張や恐怖心などで力が入らないような、打ち方をマスターしましょう。

上半身の力を抜く

まずは、緊張や恐怖心からくる上半身の「力み」をなくすことが大切です。

よくバドミントンは、サービス側が不利と言われています。

これが頭にあると、余計に体に「力み」が生まれます。

ですが、サービスをきちんと打つことができれば、相手もレシーブするのが嫌なはずです。

試合の中でも、サービスだけが唯一、止まっているシャトルを自分の意思やタイミングでコントロール
できるショットです。

「相手を追い込んでやる」という意識が、力みを取る手段でもあります。

それでも、試合になると筋肉も緊張状態になり、体のどこかに力は入ってしまいます。

ですので、自分なりに力の抜く方法を身につけましょう。

特に、首回りと肩の力を抜くことをおススメいたします。

まずは首をスムーズに回し、そして肩を上下前後に動かしてみてください。

そして、軽くジャンプやケンケンなどして、首や肩に力が入ってないか確認しましょう。

また、一度全身に思い切り力を込めて、一気に力を抜く方法もおススメです。

ほかには、呼吸を整える方法もあります。

力みがあるときは、無意識に奥歯をかみしめている時があります。

深く、長く深呼吸を行うことで、脱力することもできます。

ほかにも口を開けたまま(ポカーンという顔)で打ってみたり、下を軽く出すことでも、脱力効果があるといわれています。

ほかにも自分なりにあった脱力法を試してみてください。

自分自身では力を入れていないつもりでも、何かしらの力みはあるものです。

一つの「ルーティーン」として、この脱力する方法をサービス前に取り入れてみましょう。

下半身を安定させる

サービスは手や腕で打つものですが、他のショット同様に、体全身を使って打つほうが安定します。

そのためにも、土台となる下半身の安定が必要です。

特に、その場で止まって打つサービスでは、この下半身の安定が、サービスの安定に繋がります。

下半身を安定させるポイントは、股関節と骨盤です。

この2つがブレずに安定すれば、体幹も安定し、上半身もぐらつかなくなってきます。

そうすれば、サービスの軌道にも安定感が増してきます。

まずは、構えから確認してみてください。

前足に体重を乗せたときに、重心が後ろや前に傾かないようにしましょう。

構えてみたら、仲間に頼んで軽く押されても姿勢が崩れないか、チャックしてみてください。

足が動かなく、かつ上半身に力みがなければ、問題ありません。

この時、注意するポイントが、体重を乗せた足と逆の足には力を入れないことです。

後ろ足にまで力を入れてしまうと、安定はするものの、股関節の自由度がなくなります。

自由度がなくなると、ロングサービスで力を入れることはもちろん、サービスレシーブ後の3球目の動きがスムーズにできません。

ですので、後ろ足は地面に軽く添える程度に、力を抜いてください。

意図した方向に力を伝える

土台となる下半身と体幹が安定すれば、上半身に力が抜けます。

そうすることで、素直にシャトルへ力を加えることができてきます。

あとは、打ちたい方向にきちんと打てるようになれるように、コントロールしていきましょう。

左右のコントロールはもちろん、奥行きや高さなども、コントロールすることが必要です。

まとめ

冒頭でも話したように、サービスはメンタル的な要素も含まれてきます。

ですが、上記のポイントを意識し練習を繰り返すことで、上半身と下半身の使い方がわかるようになってきます。

そうすれば、自然とサービスにも安定性が増してくるはず。

また、このメンタル要素を吹っ切るためには「サービスに自信をつける」ことです。

自信をつけることができれば、サービスの安定にもつながるはずです。

サービスは不利という考えを捨て、「サービスから攻撃の起点を作っていく」という考えをもって、練習に励んでください。

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