高身長プレーヤーに対するシングルスの戦い方
世界のバドミントンのシングルスプレーヤーは男子女子かかわらず身長の高い選手も多く、身長の高い選手は守備範囲も広く、攻撃的なプレーで戦います。
高さを生かしてプレーはシングルスでは非常に有効ですが、相手が高い慎重だと非常に厄介ですよね。
そこで今回は、身長の高い選手のシングルスのバドミントンの戦い方(戦術)について紹介させて頂きます。
目次
バドミントン・シングルス
高身長選手の戦い方(戦術)の特徴①
身長の高い選手のシングルスの戦い方(戦術)は背の高さを利用して、ドリブンクリアやアタックロブをブロックし、ネット前に落としたり、スマッシュなどでカウンター攻撃を仕掛けてきます。
特に自分がクロスに打った球などは身長が高い分、早くタッチできるのでシングルスでは危険なショットです。
ストレートが空いてる分、早いタッチで取られるとエースになりかねません。
ですので、安易にクロスへ打つことは避けるべきです。
バドミントンのシングルスでは相手を走らせる戦い方(戦術)が基本となっており、この戦い方(戦術)が染みついています。
しかし、身長の高い選手はもちろん、動きの速い選手であれがカウンターを食らってしまうので、注意が必要です。
バドミントン・シングルス
高身長選手の戦い方(戦術)の特徴②
身長の高い選手は手足も長い分、踏み込む1歩が大きいことがほとんどです。
ですので、サイドライン際に打ったショットへの対応力も優れている可能性が高いです。
高身長の選手がロブを打った後、サイドをわざと空けて、わざとストレートスマッシュを待っておく戦い方(戦術)もしてきます。
サイドに届きやすい分、簡単にクロスレシーブをしてきますので、こちらとしては走らされてしまい不利な状況になりやすくなります。
相手を追い込んでいるにも関わらず、カウンターで返ってくることが多いので、このような点も高身長が相手のシングルスでは注意しなくてはいけません。
バドミントン・シングルス
高身長選手が相手の戦い方(戦術)
身長の高い選手の戦い方には主に4つの方法があります。
その方法とは、
- ストレート中心に配球をする
- 相手の体勢を崩し、ボディを狙う
- 前後に動かす
- 自分が速く動く
この4つです。ひとつずつご説明いたします。
①ストレート中心に配球をする
先ほども話したように、安易にクロスへのショットを打ってはいけません。
特に試合序盤で身長の高い選手が体力があるときなどは、特にカウンターを打たれてしまう可能性が非常に高くなってしまいます。
ですので、高身長の選手が相手の序盤は軌道の高さに注意しながら、ストレート方向への配球を中心とした戦い方(戦術)を考えていきましょう。
もし、序盤でしっかりとストレート方向で勝負ができ、相手の体力を削ることができれば、終盤でもクロス方向のショットが有利になってきます。
状況に合わせて配球し、上手くシングルスを戦い抜きましょう。
②ストレート中心に配球をする
高身長の相手はサイドへの対応力が高い分、サイドを狙いすぎてアウトになるリスクもあります。
ですので、空いているところを狙うのではなく、まずは相手の体勢を崩すことを先に考えてください。
有効なのはハーフスマッシュを足元に沈めてからの、ボディへのスマッシュと崩していく戦い方(戦術)です。
身長が高い分、高低差をつけることで相手を崩すことができます。
手足も長ければ、ボディ回りの対応が難しいので、狙い目となってきます。
まずはハーフスマッシュを丁寧にコントロールしながら、相手を崩しボディへのスマッシュで攻撃していきましょう。
③前後に動かす
コートは縦に長くなっているので、サイドは1歩で届いても前後は届きません。
ですので、高身長選手が相手の場合は前後に揺さぶるような戦い方(戦術)が有効です。
クリアやロブを高く打ってコート奥に追い込む。
そして、ネット前にネットやドロップを打ち、できるだけ低く取らせる。
このようなシングルスの戦い方で相手を追い込んでいきましょう。
このとき、相手に何を打たれるか読まれないようなフォームで打つことがポイントです。
④自分が速く動く
手足が長い高身長選手はシャトルを高い位置でとらえることができます。
そのため高身長相手のシングルスでは、自分が相手よりも速く動かなければいけない状況になりがちです。
ですので、身長の高い選手と戦うときは相手の動きをよく見ながら、自分がより速く動くことを心掛けてください。
まとめ:シングルスの戦い方(戦術)
高身長相手のシングルスでは、ストレート中心の配球をして相手よりも速く動くことを意識しておきましょう。
そして前後に動かしながら、ハーフスマッシュを中心に相手を崩し、チャンスでしっかりとボディ周りに攻撃していきましょう。
バドミントンのシングルスでは様々な戦い方(戦術)がありますので、ぜひ今回の戦い方(戦術)も参考にしてみてください。
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