バドミントンの審判をするために必要な基礎知識・ルールとは?

コラム

私は学生時代、よく審判をやっていた思い出があります。

なぜかというと、試合に負けた側は審判をすることになっているからです。。。

敗者審判制

多くの大会で採用されていて、試合に負けた側が試合をしていたコートで、次の試合の審判をするシステムです。

そこで今回から、審判の基本について解説していきたいと思います。

  • これから審判をする人
  • または審判員を目指す人

の方のために、数回にわたり解説していきますので、最後までお付き合いください。

ですがその前に、バドミントンのルールを正しく理解していなければいけません。

基本知識

まずは、バドミントンの基本から解説していきます。

用語

  • プレイヤー
    バドミントンをプレイする全ての人
  • マッチ
    バドミントンの試合のこと
  • シングルス
    一人対一人で行うマッチ(試合)
  • ダブルス
    二人対二人で行うマッチ(試合)
  • サービングサイド
    サービス権を持っているサイド
  • レシービングサイド
    サービングサイドの反対側のサイド
  • ラリー
    シャトルを連続で繰り返し打つこと
  • ストローク
    シャトルを打とうとする時のラケットの動き

コートとライン

  • バドミントンのコートは男女、年齢にかかわらず共通
  • シングルスとダブルス両用のコート
  • ラインの幅は40 mm
  • ラインの色は主に白や黄色

シングルスとダブルスでは、使用するコートのエリア(サイズ)が異なるので注意が必要です。

ポストとネット

  • ネットを支えるポストはダブルスのサイドライン上に垂直に設置する
  • ネットは濃い色で網目で作られたもの
  • 高さは中央で1.524mm サイドライン上で1.550mm
  • ネットの両側とポストの間に隙間ができないように

中央を少し低くするために、たるませて設置します。

シャトル

  • 天然素材と合成素材の両方を組み合わせたもの
  • もしくはいずれか一方の素材から作られたもの
  • 天然素材の場合16枚の羽根を台に取り付けたもの
  • 試合では天然のガチョウの羽根を使用している
  • レフェリーが試合前に試打を行い試合で使用する使用するシャトルを決定する

シャトルには、温度表示番号が書いています。

試合会場の気温によってシャトルの飛び方なども変わるため、何番のシャトルを使用するか、レフェリーが試打を行い決定しています。

ちなみに、日本ではニワトリの羽根で出来たシャトルを使っていた時代もありました。

ラケット

  • フレーム全体の長さが680mm以内
  • 全体幅が230mm以内のものを使用
  • シャトルを打つ部分はストリングド・エリアと呼ぶ
  • 縦の長さが280mm以内。幅が220mm以内

ラケットには、重さや素材の規定はありません。

服装

ウェア

  • 審査合格品を着用(日本国内の場合)
  • ウェアに表示できる文字
    背面は3行まで。各行の高さ6cm~10cm 横30cm以内
    各行にプレーヤー名・チーム名スポンサー名・都道府県名などを表示
    背番号は文字列の下、中央部に縦15cm、1桁横7cm、2桁以内
    前面は1行までの文字列の表示と番号の表示までOK
    各行の大きさ、高さ6cm~10cm、横30cm以内
    チーム名またはスポンサー名のいずれかを表示できる
    番号は胸下で、大きさ縦8cm、1桁横4cm、2桁以内
  • ウェアに表示できるロゴ
    左右の襟、左右の袖、ウェアの全面、5ヶ所に3つまで。スポンサーロゴ・チーム名・プレイヤー名を表示できる
    ただし、1ヶ所に表示できるのは1つ
    ロゴの大きさは、1つ20c㎡以内 3つのうち1つは50c㎡でもOK(メーカーロゴは除く)

ソックス

  • 規定は特になし

シューズ

  • 審査合格品とする

服装は、規定に沿ったものを使います。

派手な柄のシャツなど、品位を損なうような服装は認められていません。

おわり

今回はこれで以上となります。

審判の話までいけなくて、すみません。。。(汗)

次回!

基本知識の後半として、

  • 審判員の役割
  • 試合の流れ
  • 得点方法
  • 試合終了

など解説していきます!

それでは、ありがとうございました。

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この記事を書いた人たまろんたまろん
サッカー部と柔道部の2つしかない田舎の中学校でサッカーをしていました。中学二年のとき突如としてバドミントン部が新設されたので即座に転部。そこで得たバドミントンの楽しさ・面白さ。その魅力を発信していきたいと思います。
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