遠くへのフットワークが苦手な原因とは?

パフォーマンスUP フットワーク

今回は、遠くのシャトルを拾うためのフットワークについてお話します。

フットワークに自信のない方や、悩んでいる方は、以下のことが原因かもしれません。

歩数が多すぎる

近いショットを取るときは、フットワーク2~4歩ぐらいのステップで細かく調整します。

この時のフットワークは、打点との距離をあわせるだけで、それほど難しいいと感じたことがないと思います。

ですが、遠くになると急にバタバタとフットワークしてしまう方がいます。

これは、単純にステップの数が多いかもしれません。

遠くのシャトルを拾いに行くのも、ステップの数は、近い距離とそれほど変わりません。

多くなったとしても、4~6歩の間です。

まず、ここがポイントの1つです。

初級者の方など、フットワークが苦手な人は自分の歩数が無駄に多くないか、動画などを撮ってチェックしてみてください。

サイドステップの「足の寄せ」

また、遠くの距離を取るのが苦手な人は、サイドステップに問題がある場合があります。

このステップのどこに問題があるかと言うと「足の寄せ」です。

サイドステップで遠くに踏み出す時、一歩は動きたい方向の足から出します。

例えば右方向なら、一歩目は右足に少し体重をかけ、軽くジャンプするような動きです。

次に瞬時に左足を、一歩目に出した右足に寄せていきますよね。

そして最後は、右足を右方向に大きく踏み出します。

分からない方は一度、その場でもいいので確認してみてください。

この時の右足へ左足を寄せる動きが、次の一歩を大きく踏み出すために、非常に重要になってきます。

寄せる方向の足が、しっかりと寄せれない(左足を右足に、十分に近づけない)と、次に踏み出す足の歩幅が大きく取れません。

つまり、寄せれなかった分の歩幅だけ、踏み出せないのです。

もし、反応はできるけど、間に合わないという選手は、この「足の寄せ」が甘いのかもしれません。

この確認も、一度ご自身のフットワークを動画で確認することをおススメします。

上下に動きすぎている

遠くが取れない原因として、バランスが崩れ、フットワークにロスがでてしまっている場合もあります。

できるだけ、体の軸は両足の真ん中に保ちます。

そして、腰が浮くことなく、低い重心のまま移動するのが理想です。

また、上下のブレが大きくなると、ショットにも影響しますので、姿勢を保ったまま打ちに行きましょう。

まとめ

バドミントンには純粋な足の速さは必要ありません。

無駄ない、基本に忠実なフットワークができれば、コートを縦横無尽にかけることもできます。

複雑なテクニックはいりません。

ぜひ、基本をしっかりと見直してみてください。

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