審判をするまでに必ず知っておきたい審判の基本とは

コラム

過去に、バドミントンの試合に負けた後、審判をした経験があります。

しかし、やり方がわからなくて困りました。

線審をしても、合図の仕方がわかりません。

見よう見まねでやりました。

高速で飛んでくるシャトルを目で追うことも難しく、ラインの上に落ちたらインなのか?アウトなのか?

そんなことが分からず腕を前に出してみたり、腕を横に広げてみたり、、、

よくわからないまま審判を務め、試合を混乱させたこともあります。。。

そこで、

  • 私のような被害者!?
  • 私のような人に審判を任され、試合を行う被害者!?

のプレイヤーの方達のためにも、しっかりと審判員の役割を解説し、被害者を一人でも少なくしたいと思います。

それではまいりましょう!

審判員とは

運営管理

  1. 競技役員長(レフェリー)
  2. 競技審判部長(デピュティーレフェリー)
  3. 競技審判副部長

競技役員長・競技審判部長・競技審判副部長は、大会の運営を管理する役割を担っています。

試合の判定

  1. 主審
  2. サービスジャッジ
  3. 線審

試合における判定は、主審・サービスジャッジ・線審によって行われます。

試打をして試合用のシャトルを決定するのは、レフェリーの役割です。

審判員の人数・ポジション

試合での判定を行う審判員は、

  • 主審
  • サービスジャッジ
  • 線審

で構成され、主審とサービスジャッジは各1名が担当します。

線審は、国際試合などのような大きな大会になると最大で10名で担当し、大会規模によって人数を6名、4名と減らすことができます。

主審はなにをする人?

主審は試合中の判定だけでなく、試合開始前から試合終了後までたくさんの役割があります。

点数を数えるだけでは、ありません。

コートやその周辺などで、直接関係するすべてを管理します。

それだけに、

  • バドミントン競技規則
  • 大会運営規程
  • 公認審判員規程

に熟知して、ルールを正しく理解し、適切な判定を下すスキルが求められます。

観客からの言動やブーイングに左右されず、ましてや観客に尋ねることなんてもってのほかです。

外部からの影響を受けずに、自分の判断でジャッジを下す必要があります。

サービスジャッジや線審が判定できなかった場合、素早い判断で判定することや線審の判定を変更することもできます。

主審も判断がつかずに判定できない場合には、『レット』(やり直し)とコールし、プレーをやり直します。

これから主審を目指す人は、そのことを頭に入れておいておいてください。

主審のユニフォーム

  • 世界バドミントン連盟
  • 日本バドミントン協会

など、管轄が変われば、ユニフォームもそれに応じて変わります。

基本的に、黒系統で統一されています。

主審の道具

  1. イエローカード
  2. レッドカード
  3. ブラックカード
  4. スケール
  5. トス用のコイン
  6. ストップウォッチ

主に、これらを使用します。

まとめ

試合中には、色んなことが起こります。

その時、速やかに冷静に判断する必要があるのが、主審の役割です。

  • 選手が汗をかいている時に、汗拭きを認めるかどうか。
  • その汗でコートが濡れた時、それを拭くべきかどうか。
  • シャトルが破損した時、交換すべきかどうか。
  • プレイヤーがケガした時の判断・対応。
  • プレイヤーが暴言を吐いたときの対応。

など、様々な事象に対し、ジャッジを下さなければなりません。

それだけに審判、とくに主審は試合の流れを左右する立場であり、それが魅力の1つにもなっています。

それでは次回、

  • サービスジャッジとは?
  • 線審の役割とは?

と続けて解説していきますので、よろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

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この記事を書いた人たまろんたまろん
サッカー部と柔道部の2つしかない田舎の中学校でサッカーをしていました。中学二年のとき突如としてバドミントン部が新設されたので即座に転部。そこで得たバドミントンの楽しさ・面白さ。その魅力を発信していきたいと思います。
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