バドミントンに必要なケア【腰痛】

トレーニング パフォーマンスUP

今回の記事は少し趣向を変えて、体のケア【腰痛】についてお話ししようと思います。

 

バドミントンでは腰痛持ちの方が、多いと聞きます。

特にオーバーヘッドスポーツ(バドミントン、テニス、野球、剣道など)には特に多いカラダの悩みだそうです。

(そんな私も、ガッツリ腰痛持ちです…涙)

そんな腰痛持ちの方に、腰痛の原因とケアについてご紹介いたします。

腰痛の主な仕組み

人間の背骨は24個あります。

上から、頚椎(けいつい。7個)、胸椎(12個)、腰椎(5個)、そして一番下に仙骨があります。

この中でも、腰椎はほとんど動きません。(ちなみに腰椎の回旋角度は一つ5度くらい)

よく動くのは胸椎や頸椎周りの筋肉であり、裏の背中に加え、この周りの筋肉がよく動きます。

「体を回転させる」とよく言われるのは、実は腰を回しているのではなく、胸椎の回旋などが主に動いています。

(腰を回すためには、ほかにも股関節の可動域などもあります。)

ここで腰痛の原因とは、実は胸椎などの動きの悪くなることで、腰椎に負担がかかり、結果、腰痛が起こってしまうのです。

【腰痛の原因①】猫背

腰痛の原因の一つに、猫背があります。

猫背かどうかを判定するには、次の方法があります。

まずは、壁から30cmほど前に背を向けて立ってください。

そして、そのままの姿勢で壁にくっつくように下がります。

ここで、背中とおしりは壁につきますか?

また、壁と腰との間にできた隙間に片腕を入れてみてください。

腕は入りましたか?

 

もし、おしりが壁につかず、腕が入らない場合は猫背の可能性があります。

猫背だと、腹筋も背筋も緩んでしまい、筋肉は使われません。

その結果、背骨を支える筋肉の衰えに繋がります。

姿勢が悪いままバドミントンのような激しい動きの場合、余計に腰椎を痛めてしまいます。

まずは、普段から良い姿勢で過ごせるように気を付けてみてください。

【腰痛の原因②】肩甲骨

肩甲骨の固さから起きるのが、冒頭で紹介したオーバーヘッドスポーツで起こる腰痛です。

このチェック方法として、まずは足を伸ばして仰向けに寝てください。

そして、そのままの姿勢でバンザイをしてみます。

その時、腰の下の隙間は広くなりますか?それとも狭くなりますか?

広くなる方は、肩甲骨の周り、つまり胸椎が硬くなっている証拠です。

このような方は手を頭の上に上げる動作を繰り返すと、腰痛が出やすいと言われています。

ですので、まずは肩甲骨周りの筋肉を緩めて、使いやすくしましょう。

【腰痛の原因②】ハムストリング

ハムストリングは足のもも裏の筋肉です。

腰痛の原因となるのは腰から上の部分だけではありません。

太もも裏の筋肉(ハムストリング)の動きが悪いと腰痛になることがあるとい割れています。

大腿二頭筋(だいたいにとうきん)、半腱様筋(はんけんようきん)、半膜様筋(はんまくようきん)といった筋肉である。

このチェック方は、まず足を伸ばして仰向けに寝てみてください。

そして、そのままの姿勢で足を片方だけ持ち上げます。

90度まで足だけの力で持ち上げられますか?。片足ずつ、両方の足でやってみてください。

もし、90度まで上げる前にももの裏側が突っ張るという人は、もも裏のハムストリングという筋肉が硬くなっている証拠です。

ハムストリングが硬いと腰が丸まりやすく、腰に負担がかかって腰痛になりやすいと言われています。

ですので、このハムストリングの筋肉をほぐしてみてください。

最近では、ストレッチローラーなどが有名ですが、テニスボールなどでも代用できます。

まとめ

腰痛の原因は、そ腰回りの筋肉をほぐすのではなく、姿勢を直すこと。

また、胸周りや背中周り(肩甲骨など)やハムストリングの固まりをほぐすことで解決する場合があります。

ですので、腰痛持ちの方は、腰のマッサージだけでなく、上記で示した部位などのコリもケアしてくださいね。

(ほんとうに痛くて、どうしようもない方は、すぐに病院で診てもらいましょう!)

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