フットワークの注意点
今はこんな状況なので、思ったように練習ができないですよね。
自宅付近でできるとしたら、素振りやフットワーク練習、壁打ちなどもあります。
Youtubeを見ていると、練習動画も沢山あり、勉強になります。
そこで今回は、フットワークの自宅練習について、気を付けてほしいことをお伝えします。
フットワークの練習は、やり方を間違えてしまうと、心肺機能を上げるだけのトレーニングになってしまいます。
以下の3つを意識して、練習してみてください。
上下動を少なくする
フットワークの時に、上下の動きが大きくなってないか、注意してください。
大きいと余計な動きをしていることになりスピードが遅くなります。
そして、何より目線が“ブレて”しまいます。
スピードの速いバドミントンでは、目線のブレはミスにつながります。
上下動のない直線的な動きの方が、体への疲労も少なく、目線も安定します。
ですので、腰を自分が動きやすい一定の位置でキープすることを意識すると、頭の上下動は少なくなります。
最初の一歩と最後の一歩
フットワークを速くするには、最初の一歩の早い踏み出しが重要です。
相手がショットを打った瞬間に反応して、一歩目を速く出せるように意識します。
バドミントンは、足の速さは関係ありません。
この一歩目がいかに、素早く効率的に出せるかが速さの秘訣になります。
そのためには、ラリー中のリズムが大切です。
一歩目を進みたい方向に重心を低くして素早く踏み出すことで、後のステップがリズムよく動きます。
ただし、注意して欲しいのは最初の一歩を大きく足を出し過ぎないこと。
大きく踏み出すと、重心がブレ、次の足運びのバランスを崩す原因にもなります。
重心は高すぎず、また低すぎてもいけません。
体が安定する歩幅で一歩を踏み出します。
足運びと歩数
フットワークの歩数は少ない方が、移動にかかる時間が少なくなります。
では、何歩がいいのか?
・・・これに答えはありません(涙)
人によって、体の大きさも違えば、足の長さも違い、筋量も違います。
ですが、バドミントンでは多くて2~3歩くらいです。
落下地点までの微妙な歩幅の調整はありますが、この2~3歩を繰り返し行います。
状況によっては1歩で踏み込む場合もあります。
トレーニングの方法
フットワークのトレーニングは、色々とあります。
ラダートレーニングは、雑な動きでも崩れないバランス能力も養われます。
さらに工夫をすれば、股関節部の柔軟性アップや体幹強化なども期待できます。
自宅でフットワーク練習をするなら、8方向のフットワークです。
はじめは順番を決めて動いてみてもいいですし、ランダムに動くのも効果的です。
2人でやるなら、8方向に番号をつけて、1人が番号を言う役に回り、番号通りに動く方法も効果的です。
家の前でも手軽にできるので、ぜひ試してください。
まとめ
バドミントンの上達には、フットワークを見直してみることも重要です。
テクニックだけを、追い求めてはいけません。
プレー中には、フットワークを改善することはできません。
トレーニング中は、スマホなどで録画し、あとで上手い選手と比べてみるのも面白いです。
意外な発見ができるかもしれません。
地道なトレーニングにはなりますが、ぜひ積極的に取り組んでください。
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