【Q&A】バドミントンの試合で空振りで失点しない方法

講師一覧 有田圭一 パフォーマンスUP

定期考査が終わり近畿学校対抗戦に向けていよいよ本格的な練習に入ります。

トレーニングには「雑巾がけ」「綱登り」「膝行」なども取り入れ、体幹部を意識させています。

強い出力を出すために、ただ筋力を上げるのではなく、今持っている関節(身体)の能力を最大限に発揮させる為に、少しずつ「体を練る」トレーニングを取り入れようと意識しています。

私自身としましては「ボール胡座」「四股」などを取り入れています。

詳しくは『技アリの身体になる 田中 聡/中島 章夫著』をご参考ください。

なかでも肩関節と股関節を意識した「4点不動」は大変効果があるような感じがしています。

ラリーで逆を突かれてもスムーズに対応できる時があります。

さて、今回は質問がきているので答えたいと思います。

【質問1】休み中のおすすめトレーニングは?

現在中3の男子です。

部活は夏前に終わり、最近は受験モードに入りバドどころじゃなくなってきました…。

それでもトレーニングはした方がいいのかなと思うのですが、どのようなトレーニングをしたらいいのでしょうか?

部活動でトレーニングについて教えてもらったこともないため、どのようなトレーニングがあるのか、どれくらいすればいいのかなどまったくわかりません。回答よろしくお願いします。

■■回答

「トレーニングはした方がいいのかな」程度では質の高い継続は難しいかもしれません(厳しいですが)。

トレーニング効果は本当に結果にあらわれにくいものなので、やっている意味などを考え出すと面倒くさくなってしまうことも多いのです。

ランニングなどは確かに一歩一歩積み重ねれば「ゴール」に近づくというイメージがありますが、本当は一歩一歩が「ゴール」なのです。

積み重ねは「目標」「結果」に近づきますが、最も大切なのは「過程」です。

今は受験勉強中ということですが、何事も「集中力」が大切です。

とりあえずは勉強に全力投球してください。

空き時間には「ランニング」や「縄跳び」などでも十分だと思います。

深い集中状態である「ゾーン」に入る体験に近づくことが出来れば、シャトルに触れていなくとも再開した時には、勉強で培った集中力が大いに役立つと思います。

【質問2】空振りしない方法は?

試合になると空振りで失点してしまいます。

なにか、有効な練習方法はないでしょうか?

■■回答

「当てよう、当てよう」とすると余計な力が入り、本来の身体の能力が発揮されにくくなります。

練習では「音」や「打ち出すイメージ」だけに集中し、失敗しても気にせずに繰り返し練習していくことが大切です。

ある焦点に意識が集中すると、体は本来の能力を発揮してくれます。

余計な思考を働かせないように気をつけてみてください。

もしも、それでも「集中できない」ようであれば「呼吸」だけに意識を集中させてみてください。

これは日常生活の中でも意識してみると良いトレーニングになると思います。

この記事を書いた人有田圭一有田圭一
バドミントンの名門校として有名な、「東大阪大学柏原高校」バドミントン部元顧問 バドミントン協会公認コーチ 短期間で、選手を劇的に成長させるその指導手腕が注目され、 これまで数多くのバドミントン雑誌で取材を受ける。 また、バドミントンの技術研究と、効果的な上達ノウハウの普及活動に余念がなく、 全国のバドミントンプレーヤーに人気のサイト、「バドミントンアカデミー」を運営。 選手としては、中学から大学在学中まで、バドミントンをプレーしており 個人戦で、継続的に全国ベスト16~32の成績を残した、優秀な選手でもあった。 シニア選手としても活躍し、全日本はもちろん、世界シニアにも出場している。
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