プッシュを一発で決める！

プッシュを打つときというは、チャンスボールですよね。

ですが、「チャンスだ！」と思って力むと、よくアウトになりませんか（笑）

チャンスボールだからといって、強い球を打つ必要はありません。

今回は、試合で決まるようなプッシュの打ち方と考え方をご紹介いたします。

■プッシュを決めるコツ①：速さ

プッシュを決める為に必要なのは「スピード」です。

ただし、この「スピード」は球のスピードだけではありません。

タッチの速さも重要なんです。

いかにコンパクトにスイングして、素早くタッチをするか。

コンマ何秒の差かもしれませんが、相手の構える準備を奪い、テンポを速くすることも大切です。

コンパクトなスイングのためには、テイクバックとフォロースイングを、小さくすることがポイントです。

テイクバックを小さくするのは、タッチを速くするため。

そしてフォロースイングを速くするのは、一瞬でも相手の返球に備えるためです。

また、タッチザネットを避けるためにもフォローは小さくします。

インパクトのイメージは押すというよりも、ダーツの矢を投げるようなイメージです。

肘と手首を柔らかく使って、打ってみてください。

字のごとく”押す”スイングだとフォローが大きくなるので、注意してください。

また、ラケットを短く持つことも、コンパクトなスイングのコツです。

■プッシュを決めるコツ①：長さと角度

次に重要なのは、長さと角度です。

浮いた球のプッシュは簡単で、とりあえずは角度をつけて、最短距離で落とせばいいだけです。

ここで、「決めてやる！」とムキになって強打する必要はありません。

強打することで、プッシュが長くなり、逆にドライブなどで返されることがあります。

できるだけ、鋭いプッシュで最短で相手の足元よりも短く落とせば、充分決まります。

またレシーブされたとしても、厳しい返球にはなりにくいので、慌てず打ちましょう。

この、プッシュが決まりだせば、意表を突いたボディや胸元、利き腕側の肩などのプッシュも有効になります。

まずは、このセオリーを忘れず、プッシュで攻めてください。

もし、ネットすれすれのチャンスボールが来たら、どうしますか？

普通にプッシュをするとタッチザネットになりそうですよね。

そんな時は、窓を拭くような、ワイパースイングをしてください。

右利きなら肘を支点に、立てたラケットを左に抜くようなスイングです。

そうすれば、ネットに触れることなく打つことができますし、球にもスピンがかかります。

上達すれば白帯よりも下にきた球も、返せるようになりますので、プレーに幅ができます。

試合でプッシュを一発で決めることができれば、流れを引き込むことができます。

まずは、「速さ、角度、距離」を意識して打ってみてください。

ビーレジェンドプロテイン「スポーツ＆ウェルネス」の 詳細はこちら