バドミントン初心者のための「おすすめ練習メニュー」3選(ラケットワーク編)
バドミントンにおいて重要な技術で、ラケットワークとフットワークがあります。
両方ともに継続的な練習で技術を身に付けることにより、バドミントンの熟練度はみるみる増していきます。
バドミントンにおいて両方共に必要不可欠な技術ですが、こちらでは特に上半身の技術であるラケットワークのおすすめ練習メニューをご紹介していきます。
目次
手首の基礎トレーニング
ラケットワークに重要なのは軟らかい手首の動きです。
手首が硬く、スムーズな動きができないと、思うようにラケットワークができずにシャトルを拾うことができません。
まずは手首を軟らかく、どのような動きにも耐えうるための基礎トレーニングが必要です。
基礎編
ラケットをフォアハンドで持って前に出し、手の高さがみぞおちの位置で固定します。
そのまま団扇を扇ぐような動きでラケットを振ります。
かなりきついですが1分×3~4セットなど、目標を定めて行います。
ラケットを振る場合、手首の回内、回外運動を意識して行うことが重要です。
実用編
手首のトレーニングの応用です。
次はオーバーヘッドストロークで前後にラケットを振ります。
肘を斜め前に出し、肘の高さは鎖骨の高さに保ちます。
こちらも1分×3~4セットなど、目標を定めて行います。
この練習を継続的に行うことにより、手首が強く、軟らかくなり、速く、強いスマッシュが打てるようになります。
素振り練習
バドミントンの素振りは前腕の使い方が重要です。
グリップはイースタングリップで回内、回外運動で前腕を回転させる動きです。
団扇を扇ぐイメージで振ります。
前腕の回内、回外運動を特に意識しながら素振りを行います。
どのストロークにも言えることですが上半身だけでなく下半身も使って、インパクトの瞬間に力を込めるイメージで素振りを行います。
ストローク別の素振り
ただ闇雲に素振りをするのでは無く、ストローク別に手首の動きを意識しながら素振りを行います。
オーバーヘッドストローク、フォアハンド(サイドストローク)、バックハンド(サイドストローク)など回内、回外運動を意識して、フォームを確認しながら素振りを行います。
腕だけで振ってしまいがちですが、しっかりと下半身を踏み込んで全身を使うことが重要です。
上半身だけで素振りをしてしまうと怪我の原因にもなります。
素振りは量より質、継続すること
素振りを行う際は、コーチに見てもらいながら行うことが1番良いですが、1人のときでも鏡を見ながら、常に正確なフォームで振れているか意識する事が重要です。
自分のイメージと体が一致するまで行います。
試合や練習で苦手なコース、ラケットワークが分かった時点で、テーマを決めて素振りを行うことも必要です。
素振り練習に終わりはありません。
壁打ち練習
バドミントンの練習で壁打ちは体育館や自宅でも、1人でも簡単にできる練習方法です。
ラケットワークの練習には必要不可欠な練習方法です。
しかし同じ壁打ちを行う場合でも、練習方法により効果は全く別の物になってしまうので注意が必要です。
レシーブ、クリア練習
基本的な壁打ち練習です。
速く返ってくるシャトルを連続してしっかりレシーブして返しつつ、時には壁の上の方を狙って、オーバーヘッドストロークやサイドストロークでクリア練習も行います。
試合を想定したラケットワークの練習で、瞬時に手首の動き、入れ替えができるよう意識しながら行います。
考えて集中しながら行う
素振りと同じく壁打ちも量より質です。
壁打ち練習の特徴は、壁から返ってくる球を自身でコントロールできることです。
コース、スピードを自由自在に操りながら、フォームの確認や苦手コースの克服のために重点的に同じコースへ打ちます。
考えて集中しながら練習することでさまざまな課題克服を効果的に行う事ができます。
まとめ
自分の納得できるラケットワークを身に付けるには継続的な練習が絶対に必要です。
ラケットを握らない日常生活の中でも、手首のストレッチや腕のストレッチを頻繁に行うことも効果的です。
焦らず、継続した効果的な練習が、ラケットワークの技術向上の近道です。
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