バドミントン 相手の球を予測する方法とは?注目するポイントを紹介
バドミントントップレベルの選手のスマッシュは初速で時速400kmを超えることもあり、バドミントンはスピードと俊敏さが求められるスポーツです。
一般の選手の打つショットでも中級者、上級者になると、打ってから対応ではどうしても対処に遅れてしまいます。的確に打ち返すためにはある程度相手の球を予測して対応することが求められます。
これから、予測といってもただ闇雲にカンを頼りにするのではなく、相手の動きに対して裏付けされた予測の方法、注目するポイントを紹介していきます。
目次
相手を観察する
相手の球を予測するには、まず相手をよく観察することが必要です。
観察することにより相手の癖や特徴が分かり、どのようなショットで、どのようなコースに打ってくるのか相手の球を予測できるようになります。
ただ1つ1つのプレーの動きを見て観察するだけではなく、観察するポイントを絞って考えながら観察することがポイントです。
相手の体勢を見極める
相手を観察する際、ラケットや腕の動きだけでは無く、下半身、足の運び方、体重のかけ方にも目を光らせます。
人には必ず癖が存在します。目線や腕の動きでフェイントをかけることはありますが、本質的な動きは下半身、肩、腰の体の中心部で決まります。
そこを注視して見極める必要があります。
相手の配球の癖を掴む
人には得意なショット、苦手なショットがあり、コースの打ち分けもある程度パターン化する傾向にあります。
相手の動きを観察するのと同時に、相手の配球の癖を掴むことで、相手の返球を予測する事ができます。
常に攻めの姿勢で
バドミントンでは受けにまわってしまうと余裕がなくなり、相手の動きを予測することが難しくなります。
常に攻めの姿勢を崩さず自分が有利な状況を作ることで、相手の球を予測しやすくなります。
相手が不利な状況をつくる
相手が不利な状況をつくることで、相手の返球を限定させることができます。
仮に相手をハイバックへと追い込むと、相手の返球は限りなく限定させることができ、予測することが簡単になります。
相手が不利な状況を作るには、常に攻めの姿勢で相手の癖を掴み、苦手なコースへ打って相手を揺さぶることが有効です。相手の返球時に余裕を持たせない、ショットを限定させることが目的です。
フットワークで対応
バドミントンの試合で相手の球を予測できたとしても、予測したコース、ショットに対応するための自身の動作が対応出来なければ意味がありません。
自身の予測に対応できるフットワーク、下半身の強化は必須です。
また、仮に予測と違ったショットがきても対応できるようにフットワークを強化することが必要です。
常に次の動作の準備
バドミントンは非常にスピードのあるスポーツです。
特にラリーの間は1つ1つのプレーに対して集中して、次の動作へ俊敏に移れるように動く必要があります。
体重移動をバランスよく保ち、常に次の動作のことを意識したフットワークが重要です。
リアクションステップ
どのコースへも瞬時に対応できるようにリアクションステップを心がけます。
リアクションステップは相手が打つ瞬間に僅かにジャンプしてから動くステップワークですが、ジャンプのタイミングを掴み、体に覚えこませることで、予測した相手の球に的確に対応することができます。
まとめ
相手の動きを予測するためには、落ち着いて広い視野で余裕を持ってプレーすることが求められます。
最初のうちは頭で考えた予測に対してプレーで体現するには時間がかかりますが、経験を積んでいくことにより、感覚的に相手の動きを予測して行動に移すことができるようになります。
まずは相手の動きを観察し、考えながらプレーすることを心がけることが必要です。
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