守りながらダブルスで戦っていくためのポイント
目次
はじめに
ダブルスでは攻守それぞれ戦略を練っていきながら、適宜フットワークなどを鍛えていくことが大切です。
その中でも守っていく際に必要なテクニックなどを把握しておかないと、相手からの反撃を受けて負けてしまうことも少なくありません。
守って相手の隙を見つけたところで狙い打っていく試合を行いたい時に、トレーニングなどで把握して鍛えておくポイントを押さえておきましょう。
守りながら戦う上で考えるべきポイント
ダブルスでペアを組むパートナーとともにトレーニングを重ねていく中で、どのように動いていくかもしくは打ち方などを考えていくことがあります。
その中で前衛になるか、後衛になるかで攻め方も守り方も大きく変わっていきます。
守りながら戦わないと行けない状況の中で、ラケットの構え方などを把握して適宜活用できるようにトレーニングを積み重ねていきましょう。
ダブルスを始めていこうとする時に把握すべき守る戦術
これからダブルスで戦っていこうとする時に、初心者も活用する戦術があります。
最初の戦術として基本ですが、ダブルスでプレイ中にしっかりとパートナーとコミュニケーションをとっていくことです。
戦術とは異なると思われますが、これがないとダブルスでは着実に勝つことができません。
パートナーとどうやってコミュニケーションを取っていくかを考えつつ、相手の動きなどを情報共有していきましょう。
ダブルスにとってはパートナーが大切な相棒となるので、動き方を把握したりミスをしたポイントなども指摘しあっていきましょう。
そして励ますことも忘れずに、長期戦になってもモチベーションを維持する事が重要です。
コミュニケーションを取ることで、リラックス効果を期待できたり戦術を組み立てることもできます。
言葉だけでなく動きなどでもコミュニケーションを取り、ちぐはぐにならないように注意しましょう。
もう一つ重要な戦術として、弱い方を徹底的に狙っていくことです。
相手のペアがレベルの差もしくは動くなどで遅いと感じる時があれば、その人を狙っていきましょう。
これで実質1対2で、有利に自分たちが試合を進めていくことができるので、楽に試合を持っていくことができます。
ただし大差ない実力の時やどちらを狙うべきか分からない時には、どちらかを選択して苦手なパターンへ持ち込んでいくといいでしょう。
試合中もしくはラリー中に分析しながら、冷静に判断することが重要です。
前衛を活かして守りながら戦う
トップアンドバックとなる時に、基本的に前衛がラケットを上げて相手からの攻撃に対応できるように構えていきます。
その中でダブルスがなかなか上達することができないと悩んでしまう人もいますが、共通して言えるのが前衛で全くシャトルを打ち返せないことです。
前衛がしっかりとシャトルに追いついて打ち返すことによってラリーの流れが変わっていきますが、想定外の動きを相手が行った時に、どうしても反応が遅れてしまうことがあります。
こうなると前衛がシャトルに追いつくことが難しく、後衛が非常に短時間で状況判断して動かないといけません。
動体視力や瞬発力も必要となるので、前衛は守る時にラケットに軽く当てて返していくことを中心に考えて打っていきましょう。
前衛がシャトルに触れることによって、移動距離を減らして後衛をサポートしていきます。
リアクションステップをダブルスで活用する
ダブルスではリアクションステップが有効で、時には相手の意表を突く戦い方を行うことができます。
レシーブなどで打ち方を考えていく中で、前衛は特に対応を考えるケースが多くなります。
そこでリアクションステップを使って、後衛の疲労回復などに役立てることができます。
レシーブではリアクションステップは重要
ダブルスではリアクションステップが大いに活用できて、試合でも十分効果を発揮します。
理想的な前衛での打ち方は、最初にラケットを自分の顔の前から頭の上あたりで構えます。
そして相手が打ってきたシャトルの動きに合わせながら、しっかりとリアクションステップを踏みましょう。
リアクションステップを取り入れる時には、少し大げさだと思われるくらいがベストです。
レシーブでもリアクションステップが大切で、相手のスマッシュに対応できるようになります。
素早くラケットを押し出していくことができるので、決して振らないようにラケットを活用しましょう。
ネットに引っかかる確率が振ってしまうと大きくなってしまうので、基本は押し出すことです。
レシーブでは相手のミスを誘えるように、エンドラインまでスマッシュを打たれたらサイドバイサイドでは飛ばしてしまいましょう。
これが強力なスマッシュを相手が嫌がるように、対応してもらうこともできます。
正しいリアクションステップを身に着けて試合に臨む
様々なリアクションステップの方法があるので、しっかりとトレーニングを積み重ねていきましょう。
活用したいリアクションステップの中で多く活用されるのが左から着地していくリアクションステップで、これは最初に右足を踏み出して、右側へ行きやすい状態を作っていきます。
右から着地することもありますが、これは逆になります。
そして先に着地する際に前足から行う時には、後ろに最初は踏み出すことになります。
これで足が後ろへ出しやすくなって、シャトルに追いつけるようになります。
後ろ足の時には反対となりますが、シャトルが自分の前へ飛んでくる時に活用します。
最後に両足が同時に着地するリアクションステップもありますが、これは特段動きやすい方向が存在しません。
したがって何処にでも動けるメリットがあるので、相手を翻弄しながら戦うことができます。
それぞれ特性があるので、シチュエーションを踏まえてリアクションステップを利用していきましょう。
まとめ
攻めていく時と同じように、ダブルスでもペアを組むパートナーとのコンビネーションが重要です。
前衛が状況を見ながら、後衛がサポートしながら守っていくことが求められます。
守っていく中でリアクションステップが効果的なので、トレーニングでしっかりと習得しながら活用していきましょう。
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