指導者とはどういう存在なのか、指導することに意味はあるのか、何を指導するのか。

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有田圭一です。

さて今回は全国選抜大会で福岡県にきています。

学校対抗戦は残念ながら3位どまりでした。

さすがのトップ2にはまだまだという感じが残りました。

正確にコーナーに飛んでくるシャトルに徐々に体力を奪われ、受け待ちのプレーではやはり押し負けてしまいます。

オーダーではダブルスを入れ替え、1-1に持っていきましたがこれもどうなのか終わったあとで悩みます。

やはり負けを経験すると(自分の試合ならいいのですが)勝たせたい気持ちと、人としてどうあるべきかという気持ちと、それらの狭間で迷います。

生徒たちは存分に実力を発揮しています。

指導者とはどういう存在なのか、指導することに意味はあるのか、何を指導するのか。

結果が伴わないと信念がぶれる自分に本当に腹立たしく感じます。

愚痴だらけになっていますが、試合会場にいるといつもそんな気持ちになってしまい、会場の隅の方で色々と考えてしまいます。

今日は個人戦が始まります。

試合を見ているとあ~だこ~だアラ探しをしてしまっていますが、できなかった理由を見つけるのはある程度簡単なのですが、できた理由をしっかりと見つめ、心に太陽をイメージして接していきたいと思っています。

「甘いな~」ということはわかっています。

でも父からの言葉「和顔愛語」はこの身がある限り気づいていなければならないと思っています。

この記事を書いた人有田圭一有田圭一
バドミントンの名門校として有名な、「東大阪大学柏原高校」バドミントン部元顧問 バドミントン協会公認コーチ 短期間で、選手を劇的に成長させるその指導手腕が注目され、 これまで数多くのバドミントン雑誌で取材を受ける。 また、バドミントンの技術研究と、効果的な上達ノウハウの普及活動に余念がなく、 全国のバドミントンプレーヤーに人気のサイト、「バドミントンアカデミー」を運営。 選手としては、中学から大学在学中まで、バドミントンをプレーしており 個人戦で、継続的に全国ベスト16~32の成績を残した、優秀な選手でもあった。 シニア選手としても活躍し、全日本はもちろん、世界シニアにも出場している。
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