左利きの選手には様々なメリットとデメリットが有る
目次
はじめに
バドミントンはラケットを持ってコートの中で、相手から打たれるシャトルを返していきながらチャンスを狙っていきます。
各選手の利き手を見ていく中で、時には左利きの選手との試合に臨むこともあります。
右利き同士の戦い方と基本的に変わらないだろうと考えている人も多いですが、実際に試合をしてみると全く戦い方が違ってくると感じることもあります。
左利きの選手には、特有のメリットとデメリットがあります。
それは右利きの選手にとっては、時には試合で不利な状況を生み出すこともあります。
ポイントをしっかりと押さえていきながら、試合で勝てるようにトレーニングを積んでいきましょう。
様々な左利きの選手にはメリットが有る
左利きは対戦相手として対峙する時に、戦略をしっかりと持っていないとメリットによって不利に試合を進めないといけない状況になってしまいます。
バドミントンにおける左利きは、様々なメリットがあります。
経験者の中には左利きだとほぼメリットしかないと話す人もいるほど、特有のメリットを感じるケースもあります。
対戦相手が左利きの選手に慣れていない
全体的に人数も少ないので、バドミントンにおける左利きの選手は対戦機会が少ないことでしょう。
常に対戦相手が右利きだと、左利きの選手が放つシャトルの軌道などに対応できないこともあります。
またレシーブも甘くなることがあり、チャンス玉が多く来ることもあります。
例えば相手にバックで対応できるように打ったのに、フォアで強めに打たれて強烈なカウンターになってしまったといったケースです。
とにかく相手が慣れていなければ、左利きの選手には一気に畳みかけるチャンスができます。
ダブルスでもローテーションをちゃんと組むことによって、右利き同士で組んだ時と異なる戦略が生まれていきます。
右利き同士だと左側の奥が狙い目と思われる時もありますが、左利きの選手だとフォアハンドで対応可能です。
また右利きのパートナーがスマッシュを左奥から打っても、前衛でしっかりと止められるようになります。
虚を突くことを狙いながら、着実に勝利に近づきましょう。
クロスファイヤを打つことができる
左利きで最大のメリットとなるのがクロスファイヤという、左利きのみ打つことができるショットがあります。
したがって左利きの選手に慣れてない時には、レシーブにおいて慣れていないので得点を与えてしまうことが多いです。
ダブルスで組んだ時にも頼りになるので、クロスファイヤについては知っておいて損はないでしょう。
クロスファイヤというのはカットもしくはカットスマッシュになり、シャトルコックが持つ性質では左利きの人のみ打てるものと考えられています。
相手コートにスピーディーに落ちていくので、得点決定率を高めることができます。
ショットを見る機会も少ないため、レシーブをどうしたらいいかわからない選手も多いです。
決め球にできるように、トレーニングを常に行って決められるようにしましょう。
左利きの選手が抱えるデメリットも理解する
左利きはメリットが色々とありますが、デメリットも存在します。
ダブルスに弱さを感じることもあれば、時にはバックハンドを打たなければならない時にバランスを崩してしまうことがあります。
そして右利き選手が多いと、バドミントンでは参考材料になることが少ないこともあります。
デメリットを克服しながら、着実にトレーニングでレベルアップさせることが重要です。
ダブルスでは弱さが出てしまうことがある
ダブルスでは左利きの選手に生まれるメリットとして、特有のショットや相手の思惑を切り替えるケースがありました。
しかしフォアハンドで打ち合っていく中で、コートのセンターへ落ちてきた時にはお見合いになってしまうことがあります。
右利き選手がフォアハンドで打てますが、バックハンドで対応しようとするとぶつかることもあります。
またレシーブも弱い球になってしまうので、相手からリターンでスマッシュなどを打たれてしまうこともあります。
フォアハンドに頼りがちになってしまうのも左利きの選手の特徴なので、バックハンドのトレーニングもこなしていきましょう。
参考となる情報が少なくなることがある
右利き選手が多いと、どうしても左利きの選手に活かせる情報が少なくなってしまいます。
またダブルスでも左利き同士のパートナーを組む機会も少ないので、コンビネーションを確立するための情報が少ないこともあります。
うまく機能させるためにも、参考情報を掻き集めてトレーニングに活用していきましょう。
最近では動画サイトなどでもバドミントンの考え方などを取り上げている動画が多いため、悩んでいる時には参考になるかもしれません。
まとめ
左利きの選手はバドミントンでもいますが、まだまだ数は少ないと考えていいでしょう。
トレーニングなどを行おうとする時には、デメリットが目立ってしまうこともあります。
しかし左利きの選手には特有のショットや、試合でも右利き選手が考える反対方向の対応にも慣れています。
時には参考材料を確認しながら、トレーニングに活かしていくようにしましょう。
ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら