上半身のパワーをうまく使え!
今回はドライブやレシーブのスキルアップのポイントと練習法をご紹介いたします。
ドライブのミスを減らしたい、と考えている人はぜひこの記事を読んでみてください。
参考にしていただければ幸いです。
上半身をうまく使う
ドライブのミスの多くは、押し切れなかったり、差し込まれたりではないですか?
このミスは、反応の速さもありますが、体の使い方に問題があるパターンもあります。
具合的に言うと、上半身の体のさばき方た、パワーの伝え方です。
ドライブなどは、ボディがよく狙われます。
このボディ周りの処理を、腕だけの返球に頼ってしまうといけません。
体幹からのひねり動作や、反って戻すというような、体の大きな筋肉を使いましょう。
体幹からのパワーを伝えることができれば、最小限の腕の動作でシャトルを力強く飛ばすことができます。
さらに、大きく腕を振らないということは、スイングもシンプルになります。
シンプルになることで、スイングのブレも少なくなり、ラケット面を素直に出すこともできます。
つまり、シンプルなラケットワークだからこそ、ミスが減るということです。
体幹からの大きなパワーを腕に伝えるようなイメージで打つことができれば、自然と反応も良くなり、ボディ周りのショットも容易に感じるはずです。
下半身の安定性
上半身をうまく使いこなすには、下半身の安定性も必要です。
重心が崩れてしまったり、上半身のパワーを支えることができないと、ミスも多くなります。
ですので、どんな体勢からでも打てるような股関節の安定性が必要です。
また、下半身の力で支えるだけでなく、股関節を自由に使える柔軟性も必要です。
練習法① ドライブの打ち合い
まずは2人で行う「ネットなしのドライブの打ち合い」がおススメです。
ネットがない分、ラリーも続きます。
また、低い位置なども取る練習ができますので、うまく上半身を使える練習になります。
また、難易度を上げるには「膝を立ててのネットなしドライブの打ち合い」もおすすめです。
これは下半身が使えなくなるので、上半身の自由度を高めることができます。
上半身をひねったり、反ったり、と色々と試しながら練習してみてくだしさい。
また、相手との距離を詰めれば、さらにテンポが速くなります。
より難易度が上がりますので、応用としてチャレンジしてみてください。
どちらにせよ、手打ちにならないように、上半身をうまく使うように意識しましょう。
練習法② 壁打ち
お馴染みの「壁打ち」です。手軽な練習ではありますが、やはり効果的です。
ただ、続けるのではなく、強く打ったり、弱くしてみたりと変化をつけてみてください。
また、同じ場所を打つのではなく、少しズラしながら打つことで、フットワークを入れた、より実践的な練習にもなります。
壁は、打っても打ってもシャトルが返ってくる、最強の敵です。
練習に工夫を入れれば、とてもいい練習の方法です。
まとめ
トップ選手などのドライブや、レシーブはラケットをぶん回しているように見えます。
「よく、あんなラリーの中で振ることができるよなぁ」と思いますが、
それは、体幹部分をうまく使えているからできる技なのです。
ぜひ、上記のポイントを意識しながら、練習してみてくださいね。
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