【岩垂 潤コーチ】毎日の行動と準備の大切さ

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第2回目となる今回は、前回の「指導者としての選手との関わり方」に続き、「毎日の行動と準備の大切さ」の考え方についてです。

前回記事:指導者としての選手との関わり方

皆さんは指導者や先生の立場として、選手や生徒に必ず「毎日の行動と準備がなぜ大切なのか?」を話すことがよくあるはずです。

もちろん、私もその一人ですが、どうして「毎日の行動と準備が大切なのか?」を指導する必要性があるのかというと、

日々の行動と準備が選手としての自分を育てていくことを彼らの意識の中に入れていくためです。

それを行うことにより、選手は良質な考え方に基づいた行動を繰り返し行動できます。

準備と行動の大切さに気づかせる

緻密に準備を行いながら先を見通した考え方はイメージ力も向上していき、どんな状況でも柔軟に対応できる人間になることが可能となります。

試合は、バドミントンを通して自分が培ってきたものを表現する場です。

試合中は状況や展開が目まぐるしく変わり、誰でも良い場面も悪い場面も経験するものです。

その中で、どのような考え方で場面場面に臨むのかが、結果やその後の成長につながると私は考えています。

例えば、試合における準備のひとつは練習です。

「勝ちたい!」
「目標を達成したい!」
「長所を磨いて自信をつける!」
「課題を改善して良い結果に結びつけたい!」

など、試合で選手は「練習の成果を試合ですべて出し切りたい!」という気持ちを持って臨んでいるはずです。

その結果を得るための準備と行動を繰り返していくのが練習です。

練習という準備を怠ったり、結果を得るための行動につながっていなかったりしたらどうでしょうか。

もちろん、選手は望む結果は得られません。

指導者や先生は、選手や生徒に「毎日の行動と準備の大切さ」を言い続けるのではなく、

選手や生徒に準備と行動の大切さに気づかせて、常に意識してできるようにさせることが役割のひとつです。

自らの姿で見せて教えていく

大切なのは、選手や生徒が自ら練習を行う考え方を持てるように指導していくこと。

そのために、

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」

という有名な言葉の通り、まずは自らの姿で見せて教えていくことが重要です。

「しっかりと準備をしている姿」
「そうしたくなる行動」

を常日頃から見せることで、選手や生徒は感じたり気づいたりして自ら行動していきます。

指導者の口癖も彼らは知らず知らずのうちに聞いています。

「準備が大事だ」「練習が未来の自分を作り上げる」と言い続けるのも実に効果があるものです。

より良き方向へと
思考を持てる「PDCAサイクル」

ここで、準備や行動の質を上げていくために指導者の皆さんにおすすめするのがPDCAサイクルです。

PはPlan・・・計画
DはDo・・・実行
CはCheck・・・評価
AはAct(Action)・・・改善

具体的な活かし方は下記の通りです。

P:今日はどんな練習をするか計画を立てる
D:実際に行う
C:どこができて、どこができなかったのかを評価する
D:評価を基にどこをどのように改善していくか考慮する

次のPDCAサイクルで

P:前回の改善策を基に練習計画を立てる
D:実際に行う
C:前回よりどこがよりよくできて、どこがウィークポイントか評価する
D:評価を基に更に改善すべく考慮する

次のサイクルでは1段階上を目指してPDCAを行う。

これを常に繰り返すことにより、

  • 素直さを持てる。
  • 当然の如くに準備を大切にする。
  • 行動しながら欲しい結果にフォーカスするようになる。
  • 改善を重ねて柔軟な人間になる。
  • 学びに熱心になる。
  • やり続けるから何をどれくらいやればいいかがわかる。
  • 時間を有意義に使える。
  • 見通す力が高くなる。

これらのことが可能となります。

良質な考え方と行動と言葉を繰り返し行わせることで選手と生徒を成長へと導き、準備を緻密に行うことで先を見通す力やイメージ力を向上させ、

どんな状況にも柔軟に対応できる選手や生徒を育てながらも指導者である我々が上質な考え方と行動の取り方を常に意識することも重要です。

PDCA、是非お役立てください。

このサイクルは、常により良き方向へと思考を持てる最強ルーツでもあります。

次回のコラムも是非おつきあいください。

この記事を書いた人岩垂潤
長野県の松本・塩尻地域を中心に、茅野・諏訪地域や千曲・上田地域でも活動するバドミントンアカデミー、「ミンピーベーサー」のヘッドコーチを務めている。現在、園児から高校生までの子ども達が、自分の目標達成や夢に向かって切磋琢磨しながら、それぞれの特性や個々の実態に応じた指導を行っている。さらに、バドミントンのレベルアップだけでなく、メンタルコーチとして人としての生きる力を高めることにも力を入れて活動している。
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