自由を与えすぎると困る選手もいる。

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こんばんは。有田圭一です。

期末考査中ですが、ここ数日は猛暑日が続き、1時間の練習でさえも四苦八苦というところでしょうか。

夜間の社会人の練習でも室温は34度。

酸素が少ないのか息苦しいというのが正直な感想です。

週末は休みを積極的に取らせてもらい子供と釣り、水族館、山登りハイキングなど早い夏休みを過ごさせていただきました。

試験が終わると一気にインターハイモードに入るため休みはありません。

スケジュールを見ても8月30日まで隙間がありません。

8月31日は始業式ですし…(^^;)

そんなこと言ってても仕方がないのでしっかりと向き合っていかねばと思っているのですが、思い切ってそのように2、3日体育館から離れてみたのは、その間生徒たちはどのようになるのだろうと少し実験をしてみたかったからでした。

やはり、体育館に入った時の凛とした雰囲気は薄れ、フロアでさえも色々なものが散乱していました。…言わないとわからないのでしょう。

なかなかの幼さに少しカチンと来たので自主的なところを認めつつも強制を入れなければならないのかと少し残念な気持ちになりました。

試験監督をしたある教室で「オシムの伝言」千田善著(みすず書房)という本がおいてあったのでふと読んでみました。

その中に「自由というのは危険なものだ。(中略)自由を与えすぎると困る選手もいる。自由を使う能力がないと、自由というものは危険なものになる。」と書かれていたのを思い出しました。

考えさせる言葉です。

自由を使う能力を育むにはどうすればいいか。

また一つ課題が出来ました。

今年のチームは強いので成績はそこそこ出るとは思います。

しかし、このままではやはり実力を100%発揮することは出来ないように思えます。

トレーニング器具を寄付していただいたOBさんとも「姿勢を修正しましょう」と話をしました。

さて、少し股関節に違和感を感じながらのプレーで調子の上がらない私ですが、修正箇所を色々と頭ではわかっています。

しかし、百聞は一見に如かずということで自分のプレーを撮影してみました。

まだまだ分析中ですが、問題点の真ん中にどっぷりと入っていくつもりで今のプレーを受け入れ、どう変えていくかを色々と試していきたいと思います。

この記事を書いた人有田圭一有田圭一
バドミントンの名門校として有名な、「東大阪大学柏原高校」バドミントン部元顧問 バドミントン協会公認コーチ 短期間で、選手を劇的に成長させるその指導手腕が注目され、 これまで数多くのバドミントン雑誌で取材を受ける。 また、バドミントンの技術研究と、効果的な上達ノウハウの普及活動に余念がなく、 全国のバドミントンプレーヤーに人気のサイト、「バドミントンアカデミー」を運営。 選手としては、中学から大学在学中まで、バドミントンをプレーしており 個人戦で、継続的に全国ベスト16~32の成績を残した、優秀な選手でもあった。 シニア選手としても活躍し、全日本はもちろん、世界シニアにも出場している。
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