バランスを保っている 状態でないと実現できないと思っています
こんばんは。有田圭一です。
週末は学校で強化合宿が行われました。色々な雑用がありますが、まだまだ気付かないところが多く周りの人に助けてもらっています。
今回は電話連絡で練習相手を呼ぶというよりスマホの「LINE」で呼びかけてみました。学生などはこの方が扱いやすいらしく(定額料金ですから)結構早く反応がありました。
関東の方の大学からもたくさん帰ってきてくれ、NTT東日本の川前君も参加してくれました。
かなりレベルの高い相手との試合でリズムがよくなって良いプレーが出る生徒も見られるようになりました。
さすがに15時を過ぎるあたりから室温は35度くらいになるためなかなか集中したプレーは難しくなりますが、皆最後まで頑張っていました。
私も埋め合わせでシングルスやダブルスに入れてもらいそこそこ身体を使うことができました。
挑戦課題は「新・インナーゲーム」にも書いてあった「見る」「聞く」「感じる」です。
テニス用のポイントをバドミントンに応用したいと思い、具体的にはシャトルの緑の帯を見る、インパクト音を聞く、
ラケットヘッドの位置を感じる、を実践してみました。しかし、すぐ忘れるんですよね~ラリー数本後には。ラリーの始まりには意識できるのですが。
相変わらず身体の痛みは薄れませんが、何とか「笑顔でプレーを」を心においてやっていきたいと思います。
インターハイまで2週間。生徒の邪魔をせず伸び伸びとやるべきことに集中できる環境を作っていきたいと考えています。
さて、今回は質問がきているので答えたいと思います。
——– 【質問1】——————————–
有田先生、こんばんは。今回は難しい質問ですが、昨年の7月に佐々木翔選手と
元プロ野球選手の古田敦也選手の共演の番組で、佐々木翔選手の力まずに速く動ける肉体について見たことがあります。
私も速く動こうと意識しすぎて余計な力を使う癖がついています。(笑)
今回見たトレーニングではどこのスポーツジムにもあるわけではないですが、マシンで筋肉の無意識の反復をするトレーニングでした。
もしかするとこのトレーニングをすると股関節に余計な力が入らなくなり有田先生の教材のダブルスバイブルであった
足の裏全体をつかんでのフットワークをずっとできるようになりよりスムーズに動けるのではないかと考えます。(正しいかはわかりませんが・・・)
そこで有田先生は力まない肉体を作ることについて考えたことはありますか?
<答え>
力まない状態ということはバランスがとれている、または揺れ動きながらもバランスを保っている状態でないと実現できないと思っています。
したがいまして、身体の大きな関節である股関節と肩関節のインナーマッスルトレーニング、実際には雑巾がけや綱上り、体幹トレーニングやボール胡座などを行っています。
また、重心位置を下げる意識、怒りや興奮によって意識が頭に上がるのに如何に気付くか、自己否定、批評から今の身体感覚を見失わないようにどのように考えるか、このようなところを意識してトレーニングを考えています。
力ませるのは頭で考える「思考」「欲」です。実際に運動をスムーズに行うのは下意識の部分です。その下意識の部分を発揮できるように、インナーマッスルの感覚に敏感になり、その身体感覚に自分が任せられるように自信をつけさせるためにトレーニングを考えています。
思考でコントロールしようとしない、これはやはり難しいものがありますが、如何に身体を信じることができるかにかかっているように思えます。
怪我や痛みがある時はやはり信じにくいですが、そういう時ほど身体感覚を磨くには絶好のチャンスかもしれません。
バドミントンの名門校として有名な、「東大阪大学柏原高校」バドミントン部元顧問 バドミントン協会公認コーチ 短期間で、選手を劇的に成長させるその指導手腕が注目され、 これまで数多くのバドミントン雑誌で取材を受ける。 また、バドミントンの技術研究と、効果的な上達ノウハウの普及活動に余念がなく、 全国のバドミントンプレーヤーに人気のサイト、「バドミントンアカデミー」を運営。 選手としては、中学から大学在学中まで、バドミントンをプレーしており 個人戦で、継続的に全国ベスト16~32の成績を残した、優秀な選手でもあった。 シニア選手としても活躍し、全日本はもちろん、世界シニアにも出場している。
※DVD
バドミントン ダブルス バイブル セット
名門校が実践する!シングルス基本練習プログラム
名門校が実践する!ダブルス基本練習プログラム
ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら