スマッシュが連続で打てないワケ
「試合の後半でバテてしまい、スマッシュが入らなくなる」ということはありませんか?
ランニングも得意な方だし、体力に自信がある。
でも、バドミントンの試合になるとバテて、スマッシュが打てない…。
その原因は、ランニングが得意=スタミナがあるではないからなんです。
今回は、バドミントンに必要なスタミナについて、お話しますね。
ランニングが得意=スタミナは関係ない?
まず、ランニングについて、少しお話しますね。
ランニングは前に進んでいくだけの運動で、方向に同じ動作を繰り返す有酸素運動です。
バドミントンは、あらゆる方向に切り返す運動がほとんどです。
ホームポジシンなどで一旦止まってから、急激に動き始める。
そして、打った後の方向転換も頻繁に行います。
また、ジャンプ、サイド跳びつき、などの運動も行いますよね。
これは、一方方向に動くランニングとはとは違いので、バドミントンとは運動動作が全く異なります。
そして、何よりも体力シャトルを打つ動作がある、ということ。
特に最速で打つスマッシュを、断続的に繰り返すとスタミナが大きく消耗します。
また、いつでも予測通りの動きができるスポーツでもありません。
予測と逆方向に打たれた時は、踏ん張って両足に力を入れて、逆方向に動きます。
このストップ&ゴーの多い、切り返し運動が何より、スタミナが消耗します。
このようなことから、ラリーが続きやすいバドミントンの試合では、ランニングと比べると運動強度が非常に高くなります。
だから、「ランニングが得意」=「バドミントンに必要なスタミナ」にはならないのです。
(※ランニングがまったく無意味なものとは限りませんよ!)
ですので、もしバドミントンの競技のレベルアップをするには、別のスタミナトレーニングが必要なんです。
おススメの練習法とトレーニング
ベストなのは、ノック練習です。
オールコートで、動きを入れたスマッシュを連続で打ちます。
1セット当たり、20~30球を全力で打ち切ります。(1セット終われば、きちんと休憩を取りましょう!)
ですが、社会人やクラブチームの方は、自分の為だけに、体育館を占領して練習することはできませんよね。
(今のこの時期は、体育館で練習もできませんので…)
そんなときは、家の前の道路やお庭でも構いません。
ノックの代わりに、少し動きを入れたスマッシュの素振りを行ってください。
条件は上記と同じで構いません。
ポイントは1セットを“全力”で、そして“最速”で行うこと。
そして、きちんと止まって、動くということを意識しながら行うこと。
ダラダラと動いていては意味がありません。
1つ1つ、全力でスイングして、動いてみましょう。
1セットの時間を計って、タイムを少しでも縮めれるようにするのもゲーム性があって面白いかもしれません。
また、トレーニングをするならば、スマッシュを打ち続けれる筋力を強化してください。
スマッシュは全身運動なので、必要な筋肉は、ほぼ全身の筋肉です。
家で行うならば、自重トレーニングでも構いません。
まずは、YoutubeやDVD、書籍などの一般的なトレーニングを参考にしてください。
まとめ
バドミントンに必要なスタミナとは、ランニングなどに必要なスタミナではありません。
コート内を縦横無尽に素早く駆け回り、ストップ&ゴーを繰り返す。
そして、あらゆるショットを持続的に打ち続けるスタミナです。
特にダブルスは、スマッシュを打ち続ける能力は必須なので、ぜひ頑張ってくださいね。
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