ダブルスで負けない気持ちの作り方
前回は、ダブルスで「どのように攻撃へとつなげるか」という、テクニック的な考え方をお伝えいたしました。
本日もダブルスで有利に立つための、心の持ち方についてお伝えいたします。
■バドミントンは心理戦
バドミントンの試合に勝つ為には、
・ショット力
・駆け引き
・スタミナ
など、様々なファクターがあります。
これら全てを総動員して戦えた方が当然勝利に近づきます。
その為に「力を出し切る」
言葉にすればとても単純ですが、簡単なことではありません。
それはなぜかといいますと、「バドミントンは心理戦」だからです。
そこで重要なのは、「相手より“心理的に”有利に立つこと」
これに細心の注意を払い、実行できれば勝利はグッと近づきます。
相手の心理が、自分の心理に影響するのも心理戦の怖さなのです。
試合中に、心が整った状態を維持するのは、なかなか難しいことかも知れません。
ですが、自分のなかで簡単な「心がけ」をいくつか持つことが大切です。
弱気に左右されないために
弱気は試合でもっとも、気持ちに左右されます。
ですので、強い気持ちを持つことが大切です。
ですが、「勝ちたい!」とか「負けない!」など、単純なものではいけません。
もう少し、具体的な強い気持ちを持つことを考えてみてください。
例えば、「3本以上、連続ポイントをさせない」とか、「同じ選手に決められない」など、です。
自分のミスで連続得点された場合は、焦りなどが生まれやすいです。
ですが、自分の攻撃に自信がなくなった場合でも、ダブルスなのでパートナーがいます。
そんな時は、パートナーが決めれる場面をつくることに心がけてください。
また、ラリーに一度負けても、弱気は禁物です。
次のラリーに勝つぞ、というエネルギーに変えることに意識を向けてください。
マイナスの気持ちで、連鎖しないように注意です。
競り合いに勝つ自信を持つ
お互いの力が均衡した時こそ、メンタル的な要因で勝敗が決まります。
そんな時は、パートナーと話し合い、得意な球をしっかりと組み込あわせることが重要です。
何となく球を返すことは、絶対にやってはいけません。
また、気持ちが引かないように、ラリーが続く限りは、相手のミスを期待しないこと。
競り合っている=相手とは五分五分です。
強い球も打つ時も、迷いを持たずに「返せるものなら返してみろ!」という、強い気持ちが大切です。
そうすれば、競り合った中でも、自然と自信が持ってプレーができるようになります。
冷静と興奮を両立させる
「決めたい」という気持ちばかりでは、焦りしか生まれません。
先ほども述べたように、「返してみろ」の気持ちが重要です。
大きな差がない様に思うかもしれませんが、プレーに違いが出ます。
それはなぜかというと、常に「準備」の姿勢が取れるからです。
打つ時は、ここで決めてやるという思い切りの良さ。
そして、もう一度返された場合にどう立て直すかという、冷静さ。
「返してみろ」という気持ちには、この2つの感情が生まれやすいのです。
試合の山場などは、どうしても興奮してしまい、気持ちが先行してしまいます。
そんな時こそ、マイペースで冷静な気持ちも、常に持つことを忘れないこと。
そして、心のなかで「かかってこい」という気持ちを持つこと。
単純かもしれませんが、このくらいの単純さが試合では重要になってきます。
最初にも述べましたが、バドミントンは心理戦です。
今回は、ダブルスで必要な「気持ち」や「メンタル」の話でしたが、重要ですので、ぜひ参考にしてください。
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