バドミントン スマッシュを速くするためのゼロポジションとは?
バドミントンのスマッシュを早くするために、ゼロポジションって聞くけどなんなのかよくわからない。
ゼロポジションって、どんなポジションなのか知りたいと思っていませんか?
この記事では、ゼロポジションとはなんなのか、どのようなメリットがあるのか紹介しています。
ぜひ参考にして、スマッシュを早くしてください。
ゼロポジションとは?
ゼロポジションとは、肩に負担がかからず一番自然な位置のことを指します。
元々は怪我治療のために見つけられたものです。
一番自然な位置というのは、肩甲棘と上腕骨が一直線になった位置です。
ゼロポジション以外の位置で、ラケットを振っていると肩に大きな負担がかかります。
その状態で連続スマッシュを打っていると、どうしても肩に負荷がかかってしまい怪我しやすいです。
今現在、肩や肘が痛い場合もゼロポジションを意識してラケットを振るようにしましょう。
ゼロポジションの見つけ方
具体的にどうやってゼロポジションを見つけるのか紹介します。
- 手を頭の後ろで組む
- その状態で肘を伸ばす
- 肘を伸ばした場所がゼロポジション
肩関節が130°ほど上がったところです。
ただし、人によって骨格は変わるので実際に試してみて自分のゼロポジションを見つけてください。
その肩のポジションを覚えて、ラケットを振りましょう。
はじめのうちはどの場所か忘れてしまうと思うので、何度も自分のゼロポジションを確認しながら素振りをしてください。
ゼロポジションのメリット
ゼロポジションのメリットを2つ紹介します。
スポーツをするにあたって、とても重要なメリットなのでぜひ身につけましょう。
- ケガしにくくなる
- 力が伝わりやすい
この2つです。
では、1つづつ詳しく紹介します。
ケガしにくくなる
ゼロポジションでシャトルを打てるようになると、ケガしにくくなります。
元々は、インドの整形外科医がケガの治療をするために考えられた位置だからです。
ゼロポジション以外の場所でシャトルを打つと、肩に負担がかかってしまいケガしやすくなります。
もし今の打ち方で、肩などが痛いという症状があるのならゼロポジションでシャトルを打てるようになってください。
シャトルを打つ位置がゼロポジションになると、肩への負担が軽減されるので症状が改善されるかもしれません。
負担が軽減されるということは、試合の後半になってもシャトルの威力が落ちにくくなるので試合も有利に進められます。
今までの打点よりも少し低くなるかもしれませんが、バドミントンを長く続けて行くためにもゼロポジションで打てるようになりましょう。
力が伝わりやすい
ゼロポジションで打てると、今までより力が伝わりやすくなります。
肩の一番自然な位置なので、無駄な力がかからないからです。
無理な打ち方をしていると、力が分散してしまいしっかりとシャトルにまで伝わりません。
しかし、ゼロポジションだと体を効率的につかえるので力をシャトルに伝えられます。
今までは効率的に力を伝えられなくて、スマッシュのスピードが遅かったとしてもゼロポジションで打てるようになればスマッシュの威力が増します。
慣れるまでは少し打ちづらいかもしれませんが、何度も素振りや練習で意識して身につけてください。
ゼロポジションを習得してスマッシュを速くしよう
ゼロポジションでラケットを触れるようになると、肩への負担も軽減されます。
力をシャトルにも伝えやすいので、今までよりも少ない力で早いスマッシュが打てます。
これからも長くバドミントンを続けていくためにも、ケガをしないことはとても重要なのでしっかりと練習してゼロポジションでシャトルを打てるよう身につけてください。
フォームを変えるのはとても大変なことですが、諦めずに頑張っていきましょう。
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