2022/06/02

バドミントンのアタックロブとは？アタックロブのコツと試合での使い方について

バドミントンで一般的なロブというショットはピンチのときに高く上げて相手に返し、こちらの体勢を整えるために使われるショットです。

それに対しアタックロブは低い弾道で、相手を惑わせるフェイントとしても使える攻撃的なショットです。

アタックロブを習得することにより相手の裏をかくことが可能で、攻撃のバリエーションが増え非常に優位に試合を展開することができます。

是非習得しておきたいショットの1つです。

アタックロブとは？

バドミントンにおいてアタックロブとは、簡単に言えば攻撃的なロブのことです。

前ががりの相手に対して、相手の頭上を目指して速さのある低い弾道で打ちます。

相手の意表をつくショットなので、決まれば決定打になりやすいショットと言えます。

通常のロブは相手に高く滞空時間の長くなるように打ち、こちらの体勢を整えることを主とするショットです。

しかしアタックロブは出来る限り高く上げずに低く速い弾道で打つことで、相手が対応しにくいショットです。

アタックロブはその名の通り攻撃的なロブです。

他のロブでは相手から攻め込まれることを想定していますが、アタックロブは相手の体勢を崩したり、意表をつくことを目的としています。

守勢から攻撃にシフトやアタックロブでポイントを取ることも可能なショットです。

アタックロブは相手の頭上を目掛け、相手コートの後方を狙って低い弾道で速く打つショットです。

相手に読まれないように、高い打点と素早い踏み込みで鋭いショットを打つためには、ラケットワークとフットワークが非常に重要です。

アタックロブは相手に読まれないように、高い打点で素早く打つことが必要です。

また上腕の回内、回外運動の回転を意識し、スイングをコンパクトにすることで素早く鋭いアタックロブが打てます。

相手の意表を突くにはシャトルの落下地点に素早く最短距離で移動しなければなりません。

なるべく高い打点で打つことでアタックロブは効果を発揮するので、素早く鋭く打てるようにフットワークを意識することが必要です。

有効打となりやすいアタックロブですが、使いどころ、タイミングを間違ってしまうと、逆にカウンターで返されてしまいます。

試合でアタックロブをより効果的に使うためには、あまり多用せず、相手のポジション、体勢を見極めながら打つことが必要です。

ヘアピンを打つと見せかけてネット前を意識させ、相手の重心が前に移動した時を見計らって相手の後方へアタックロブを打ちます。

重心が前に移動していては後ろへの対応はかなり遅れてしまいます。

前後の揺さぶりは非常に効果的は戦法です。

前後だけでは無く左右にも揺さぶりをかけます。

まずは相手のフォア側にドライブを打ちます。

できれば目一杯腕を伸ばさなければ取れない厳しいコースへ打つほうが尚良いです。

相手の体勢を崩してから反対側である相手のバック側へアタックロブを打ちます。

相手は苦しい無理な体勢でバックハンドでの対応となるため、非常に効果的なショットとなります。

アタックロブは非常に攻撃的なショットですが、相手に読まれてしまうとカウンターを受けて失点しやすいショットと言えます。

アタックロブを多用したり、フォームが分かりやすいなど、相手に読まれやすい動作には注意が必要です。

しかし相手の意表をついたアタックロブは、相手の体勢を大きく崩し、ポイントになる確率が高くなります。

相手のポジション、体勢を見極め適度にアタックロブを織り交ぜることで、常に優位に試合を展開することが可能です。

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