ママさんが多数在籍する小学校のPTAクラブとは?

コラム

出産を終えて子どもが少し大きくなった頃に、スポーツを再開する女性は多いのではないだろうか。

小学校のPTAクラブは、それにうってつけの場だと思う。

多くの方は、学生時代に経験した種目を選択するだろうが、全ての種目がある訳でもなく、全く違うスポーツにチャレンジする人もいる。

私は、後者の違うスポーツ(バドミントン)をあえて選んでみた。

次のステップへの意欲

初心者が一定数在籍しているPTAクラブは、活動がとても緩やかで、新しくバドミントンを始めるにはちょうど良かった。

当然、バドミントン経験者の方にイチから教わるのだが、

  • ラケットの握り方
  • 素振り

にしても、とにかく自分がロボットのようにぎこちなくなる…(笑)

何事も初めてというのは、こんなものなのか…

まるで、赤ちゃんが寝返りを始め、そこからお座りハイハイへと少しずつ成長していく過程を、バドミントンを通じて体得していくような感覚である。

体と頭の中は、充分に大人なのに

  • できない
  • 上手く行かない
  • 体がついていかない

と、若かりし頃を羨んでしまうのは、誰にでもある事だと思う。

それでも、初めてというのは 一つひとつの事が新鮮であり、

  • 知らないことを知る喜び
  • 出来なかった事ができるようになった時の嬉しさ

が、次のステップへの意欲になっていく。

「出来ない=ダメではないのだ」と、自分に言い聞かせながらできない自分も受け入れつつ…

バドミントンに限らず、長年スポーツを継続されている方は、こんな気持ちの繰り返しではなかろうか。

そして、これがまた生涯スポーツとして継続できている理由のひとつでもあると思ってる。

自分のことだけにフォーカスできる時間

また、ママさんにとってのスポーツは、

  • 育児
  • 母親
  • 家庭

からの開放タイムでもある。

たった1,2時間であっても、自分(私)の事だけにフォーカスできるこの時間は、心がリセットされる。

  • 体を動かし
  • 汗を流し
  • 大きな声を出したり
  • ぎこちない自分に笑ったり

していると、全身のいろんな細胞が活性し、エネルギーがぐるぐると巡っていく。

肉体的には少し疲れていたとしても、心はとても元気になっていて、結果リフレッシュしているのだ。

部活動とは違う楽しさ

学生時代の部活動は(人にもよるのだが)、ある意味、勝つか負けるかの真剣勝負の中で生きていた。

この苦しさや、それが日々続く事の辛さ、また一方でこの体験を通してこそ得る喜び

等々、とにかくとってもハードな期間だったと思う。

(これを否定しているのではなく、これもまた、かけがえのない体験だったと誇りに思っている。)

ただ、大人になって初めてのバドミントンをやってみて感じる事は、あの頃とはひと味違うスポーツの楽しさに気付かせてもらっている事だ。

あの頃の

  • 勝たねばならぬ
  • 負けてなるものか

から開放され、純粋にバドミントンを楽しめている気がする。

一つひとつのスキルを体得したいという気持ちが自然に湧いて出て、「学生時代のように毎日練習できたらもっと早く上手くなれるのになぁ…」なぁんて、あの頃には微塵も思わなかった事を言ってみたりするのだ(笑)

なにはともあれ、バドミントンが出来る環境にある「今」を大切にし、これからも継続したいと思っている。

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この記事を書いた人シモーヌシモーヌ
中学生から、ソフトテニス(軟式テニス)が中心の生活を、10年間過ごす。この10年をやり切った後、実業団には行かず、自然と戯れるスキーやダイビングを楽しむ社会人に。そしてママさんとなり、アラフォーあたりから、生涯スポーツとしてのバドミントンと出会い 現在に至る。バドミントン愛好者。
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